2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

災害を乗り越えて

昔から、自然災害は、無差別に、人間の命を奪って来た歴史がある。 しかし、現代においては、何時、何処に、襲って来るのか、分かるようになった。 災害の中でも、台風だけは、準備万端、迎え撃てる。 気象庁も、科学の進歩で、非常に信憑性が、高くなり、9…

素敵な孤独

さすが、台風接近の朝の喫茶店は、空いている。 この夏、ガンガンに冷やしていた店内も、 少しクーラーも控えめにして、優しい空気が、 流れている。 いつもの席で、いつものモーニング。 オープンした時からの、長い付き合いである。 幾度かリニューアルも…

テレビのニュースは自分ごと

おかしな話である。 私も、経験したことがあるが、 なぜ、被害者が、月日が経ち、しばらくすると、いつの間にか、どちらが、被害者かわからない出来事が起こってくる。 事件に関して、真摯に受け止め、国が定める機関に全てを託し、言い訳もせず、寡黙に対応…

老化と眼鏡

元々、サングラス以外は、好きではない。 なのに、本が好き、パソコンが好き、スマホが好きとなると、当然、この歳になれば、 否が応でも必要となる。 5年くらい前に、 「もう、だめ!裸眼では限界!」 となり、芦屋では老舗の眼鏡屋に飛び込んだ。 まず、…

貴重な時間の使い方。

友人達と、ワイワイガヤガヤ趣味を楽しみ、ランチで、ぺちゃぺちゃ喋ってストレス発散、旅や、山登りなどのスケジュールを、時々入れて 「残り人生、すきなことしとこー!」組。 ハードスケジュールのため、足腰強くて、元気老人と言われる部類の人達。 次は…

認知症の狭間の中で。

「皆んなに、迷惑をかけるので、なるべく一人で、家のことはやるようにしていますの」 と、ドクターに、まことしやかに話す高齢者の姿に、びっくり。 「トイレの方も、自分で、ちゃんと始末できてるし、別に困ってませんわ」 便汚れのついたベットの上で、何…

サ高住で、殺人事件

サ高住、サービス付高齢者住宅で、 とうとう、殺人事件が起こってしまった。 高齢者が、日常生活が、出来なくなった時に、 入所する施設とは、少し、色目が違う。 特別養護老人施設、老人保健施設、 有料老人施設が、主な施設である。 これらは、完全に、施…

初恋の人は誰?

小学校の6年生の時の、同級生の男子の、 名前が思い出せないでいる。 確か、吉が、頭についていたように思う。 吉野?吉本?吉川? ずっーと気になって仕方がない。 卒業して以来、何度か、クラス会はしていたようだが、担任の先生が大嫌いだったので、一度…

超高齢者のお葬式

久しぶりのお葬式に参列した。 亡くなる人が、かなりの高齢で、 何年も、介護施設や、療養型の病院に、亡くなるまでおられるため、社会との接点も薄く、 人間関係も、昔のように、密でないため、 忘れた頃に、亡くなられた事を、知らされる。 するほうも、近…

意地悪に疎い。

「貴女は、人の分析はするのに、 人の意地悪には、疎いね」 と、姉に、よく言われる。 確かに、姉と、二人でいると、 「頭にくるわ!」 と、よく、先に怒っている。 私は、昔から、ストレートな性格なので、 自分の回路の中に、意地悪な言葉遣いや、 行為が…

依存症からの自立

タバコ、お酒、ギャンブル、買い物、食べ物 など、物依存症は、色々であるが、 一番、厄介なのは、人間依存症である。 親が、子に、子が、親に、夫が妻に、妻が夫に、身内だけではなく、他人同士にも依存症は起こる。 基本的に大好きなんだろうと思う。 その…

オカンの焼肉だれ

突然、息子から、 子供の頃食べてた、「オカンの焼肉だれ」 作ってと、頼まれた。 グルメ食品のコードュネーターをしている息子が、上手くいけば、大手の会社から、売り出すからと言われて、ハイハイと、軽く引き受けたが、実は、覚えていなかったのである。…

グレイヘア

エリカ38に逆行するわけではないが、 女性の白髪のことである。 グレーと言う色目は、もともと、気品ある色目なので、日本人なら、茶髪よりはいい。 元来、黒髪を、欧米の女性達のように、金髪に染めるなんて、無理! 若い頃は、まだ、顔自体も崩れてはいな…

エリカ38

樹木希林さんが、亡くならなかったら、 多分、興味も、持たなかった映画である。 実際にあった、つなぎ詐欺事件をテーマにした 遺作である。 詐欺事件が、話題になったのではなく、 60代の女性が、30代と偽り、恋人の為に、 詐欺をして、その女性に注目さ…

一つ屋根の下で。

良く気遣える人と、気遣えない人とでは、 気遣える人が、神経を使う。 綺麗好きと、綺麗好きでない人とでは、 綺麗好きの人が、労力を使う。 経済を考える人と、経済を考えない人とでは、経済を考える人が、体力を使う。 人は、 夫婦でも、恋人でも、 「凸凹…

樹木希林さんを偲ぶ

「彼は、透明感があって、魂が、とても美しい人」と、樹木希林さんは、言い切った。 この世で出会った、唯一無二の人だったのか。 3000年待ったんだもの、この世で結ばれた証を、残したかったのか。 なんとも、うらやましい話である。 私も、長く、別居…

今、幸せですか?

いきなり、こんな質問をされたら、即答はできない私がいる。 普通なら、「今のところ元気で、ご飯も食べれて、まあ、幸せな方かな?」 と、曖昧な答えをいう人が多い。 確かに、間違いではないし、病気や老いで寝たきりよりは、お金もそこそこあるので、食べ…

フランスの夫婦の形。

フランスに行くと、よく、御自宅に招待された。 まずは、家族ぐるみでのお付き合い。 マダムの得意料理を、頂くことが多い。 先に旦那様と、お会いすると、 「奥さんの、ローストビーフは絶品です」 と、自慢される。 日本では、ほぼ、聞いたことない会話で…

孤独と自由

「子供達が自立したら、後は、夫婦で、それぞれ好きなことして行くつもり!」 結婚生活15年のママが言う。 夫婦として、この年月を乗り越えるのが、まず、第一段階の、山場である。 お互い、隅々までわかり、後悔先に立たず、しかし、一人目の子供を、やっ…

限度を超えてはならない事

誰にも、止めようがないほど、パワハラ、セクハラ、暴力問題が、過去に遡り、浮上している。 人が聞いて、常識の範囲とは、どこまでをいうのかわからない。 60代を超えた人達からすれば、 「日常茶飯事」だという。 親も、血を流すか、骨でも折れていない…

生き残る職業とは。

未曾有の少子高齢化時代に、突入した日本は、 あと10年後は、どのようになるのか、 見当がつかない。 AIやロボットは、もちろん進化して、職場や、生活の中に、確実に導入されて行く。 それにより、人手不足が、解消されはしないだろうが、職種によって…

知の官能

最近、「知りたい」と、好奇心と興味を持った人たちが、殺されて行く映画を見た。 中世のヨーロッパの聖職者達の物語である。 この時代に、私が存在していたら、 一発で殺されていたはず。 「ヨハネの預言」通りに、水を張った亀の中に、逆さに入れられ両足…

優しい秋が応援してる

扉を開けたら、爽やかな風が、頬を伝った。 朝駆けにも関わらず、火傷しそうな車のシートが、ひんやりとしている。 エアコンではなく、窓を全開にして、走り出すと、目の前に真っ青な空が広がっている。 人間とは、勝手なもので、猛暑の中では、 なんだか、…

意思を持つ我慢

暴力も指導、パワハラも指導と、旧人類は、 平気でのたまう。 会議もスマホ、デートもスマホ、お願い事もスマホ、ネットワーク人類は、何が悪いと開き直る。 どうあれ、ここへ来て、これだけの隔たりを、埋める物が、見つからない。 もはや乗ってるレールが…

もはや、人ごとではない。

車の調子が悪く、いつもお世話になっている、ディーラーに、持っていった。 「お預かりはできますが、かなり時間がかかります」 と、言われて、訳を聞くと、先日の台風で、 海水に浸かった車を、かなり預かっているのと、自社の工場が、海水に浸かり、電気が…

30代の訪問者の方へ

私のブログ解析を見ると、30代の女性が、 多い。 年寄りが、年寄りの話を書いてるのだが、 何故だろう。 とりあえず、まだまだ先がある人たち。 何やっても、間に合う人たち。 寸止めでも、大丈夫な人たち。 一日中寝ていても、勿体無くない人たち。 今か…

人生が顔に出る。

「歳を重ねたら、その人の人生が、顔にでる」 と、よく聞く話である。 確かに、女優さんは、あちこちリフォームしてるので、分かりにくいが、それでも、下地が、 浮き彫りにはなっている。 男性は、操作がしにくい為、そのまんまなので、分かりやすい。 私自…

死に方レシピ

「全部、終わった?」 「うん。」 「死んでも、よか?」 「・・・うん」 もらえた感謝を返せる感謝に変えて、 優しさ中で、命が消える。 理想の死に方を、この歳になると、 考える。 「ピンピンコロリがいいわ~」 と、女性の大半は、よく言う。 そんな、漫…

貴方との約束

夏と秋が、ミキシングされた風が吹いて、 喉の隙間に、アレルギーの塊が出始めた。 来ないふりして、確実に忍び寄る秋。 あっという間に、真っ赤な紅葉が、空を染めてゆく。 暑い夏に燃えた恋は、なかったが如く、忘却の バルーンに乗って、飛んでゆく。 背…

死ぬまで、元気で暮らしてね

一昔前は、ベッドが空いてれば、いつでも入院可能であった。 「お祖父ちゃんが、入院したらしいよ」 と、聞けば、いつの間にか、そのまま、病院で、亡くなっていた。 いまは、高齢になり、動けなくなると、在宅に、介護ベットが置かれ、介護や看護やドクター…