2018-01-01から1年間の記事一覧

スマホの災難

世界11カ国で、通信、データーが停止。 今朝、日本のソフトバンクだけでは無かったとのニュースが流れた。 ソフトバンクの孫さんのお誕生日に起こった前代未聞のパニック。 とんでもないバースデーになった。 スマホさえあれば、どんな災害災難が来ても、…

シルバーシェアハウス

築70年の家、近所の大工さんに診てもらったら、 「壁は漆喰、壁の中は竹ではなく桐でっせ!」 でっせと言われても、ようわからん。 主人の両親の代から住んでいた家であるが、 中途半端な古さで、値打ちもない。 武家屋敷や、藁葺きなら、まだ古民家として…

さようならも言わずに

人はあっけなく死ぬ。 一瞬で、火葬されて、姿を消す。 追いつかない悲しみが後を追うが、混乱した心が、平常心を失ってゆく。 あれほど長く苦しんだのに、いつが最後だったか定かでは無い。 さようならを伝えるタイミングを自ら外して、気づかない間に、あ…

未亡人

寂しげで、儚げなイメージの未亡人。 残念ながら、男性の場合は、 「やもめ暮らしに蛆が湧く」 と、イメージは悪い。 女性の平均寿命が長いので、日本にはどれほどの未亡人がいるのか? 私も含めて、友人の半分は未亡人である。 同じ立場でも、専業主婦と仕…

来年の夢

「料理の先生になりたーい!」 と、夢見てる。 テーマは「プチケア・クッキング」である。 独居でクック、お邪魔でクック、お呼びでクック、何でもクッキング。 昔から、お料理の時間は、いつもワクワク。 大好きなので、お金はかけないが、手間暇かけるので…

相変わらずの役所対応

市役所の窓口で手続きをしょうとしている気弱そうな女性に、 担当のおっさん(あえて言う)が、 「どうされたいんですか?これではだめなんです。市で決まってます!」 と、偉そうに言っている。 「あんた一体何様や!」 と言いたい! 「市の条例なんか知ら…

コンプレックス

言い出したら、欠点は山ほどある。 以前、スクーリングの時間に、 「貴方の欠点を言ってください」 というと、皆、次から次に答えた。 しかし、 「では、長所は?」 と言うと、考え込むのである。 日本人は、自分を褒めると自慢をしているように取られるので…

2019年を迎える

数々の悲しみと喜びの2018年を抱きしめて、間も無く2019年を迎えようとしています。 「一年、あっという間やったね」 と言う人たちが多くいる。 24時間 365日、数字的には何一つ変わってはいないが、その人にとっての過ごし方次第だと思う。 計…

老後におごらず

芦屋で有名な「土山人」で、年越しそばを予約。 老舗吉兆で「おひとり様おせち」を予約。 あとはお餅を買って、お正月は無事終了。 いつの頃からか、独居暮らしの便利さが身についた。 ファミリーがどっと出かける土日は、外出せず。 家族の夕食どきに買い物…

変身願望

一瞬でも、違う人間になりたいと思う時がある。 手軽に変われるのは、先ずはヘヤーである。 次に、ファッション。 さらには、女性なら美容エステにプチ整形。 訳あって、顔も身体も変えてしまう人もいるが、そこまでの勇気はない。 今日は何だか寂しいなと思…

個性を潰す

爪切りで、プチンプチンと爪を切るように、 飛び出た個性を潰して行く親達もいる。 元気すぎる子をガサツな子という。 何でも聞き回る子を、うるさい子という。 霊感の強い子を変わった子という。 この世に一人として、全く同じ人間はいない。 そして生まれ…

CTには映らない

「異常ありませんよ」 と、ドクターには言われた。 脳のCT画像には映らないが、私の見解では、 明らかに、変化をきたしている。 科学や医学が進歩はしているが、驚異的に伸びてきた寿命からくる認知症に関して、100%の答えは無いのである。 最近、一般人…

落ち込んでいる人には。

人は、たわいない事で、簡単に堕ちて、 落ち込んでしまう。 そうなると、肉体の動きも、脳の働きも一瞬で、停止する。 唐突に襲って来る不安感に、人はすかさず、 防御本能を発信する。 まず、こうべを垂れて、言葉を忘れた様に、口を閉ざす。 そして、安全…

情報は命を救う。

殆んどの高齢者の情報源は、テレビである。 会えば、テレビからの知識レベルの会話になる。 テレビは一方的に放映されて、真実が見えにくい上に、毎日、話題のニュースが繰り返されて、洗脳されやすいのである。 スマホの情報は、こちらからも反論できたり、…

犬が欲しい!

「ああ、ワンちゃんが飼いたいよ~」 最近、息子に、呪文の様に訴えている。 この年から、犬を飼うと、到底私が先に逝く。 そうなると、あとは息子に押し付ける結果になるので、承諾を取らねばならない。 昔は、捨て犬、捨て猫が多く、見つけると思わず家に…

一人ぼっちでも幸せ。

柔らかなダウンライト、落ち着いたスタンダードなピアノ曲が流れる夕食どきの喫茶店は、 静かである。 窓からは、クリスマスのイルミネーションが、 キラキラと美しい。 隣の席では、80代前後のおじいさん二人が、 古いが、値打ちのありそうなカメラをテー…

私はクリスチャン!

「私、クリスチャンなんよ」 と、いきなりの言葉に、 「ヘェ~、洗礼受けたん?」 牧師様の誘いに、深く考えず 「いいですよ~」 と答えたら、早速大層な洗礼式が執り行われ、 びっくりしたらしい。 「洗礼を受けられたお気持ちを一言」 と言われたが、考え…

占いは宇宙の法則

半信半疑、友人とのおつきあいで始まった、 「占い師」の女性との出会い。 私自身は、かなり現実的で、論理的であったので、この手のものは興味本位の域で終わるだろうと考えていた。 紹介者の友人も半世紀近い関係の中で、疑う余地もなく同行した。 こぼれ…

親父の威厳

「親父、抱えるよ。」 どう、あがいても動かない身体に観念して、 親父はうなづいた。 息子の大きな胸の中に、赤ちゃんみたいに抱っこされて、ベットから車椅子に。 「小さかった頃、なんかわからんけど、親父の事怖かったよ」 と、いつか言ってた言葉を思い…

深い川の向こうに。

「私を探して、きっと見つけて」 一年で、最も美しいクリスマスイブの聖夜に、 貴女との約束は、いまだ果たされてはいない。 あの日、貴女は最後の深い川を一人で渡った。 「行かないで!」 と、泣きじゃくる私の叫びは聞こえましたか? 振り向いた横顔には…

弱い人でいい

どんなに悲しいことや苦しい事があっても、 絶対、泣かない人もいる。 私は小さい頃、良く泣く女の子だった。 人の悲しみが自分に重なり、他人事なのに、 涙が止まらない。 涙腺が弱いからか、めばちこばかりが良くできて、いつも目を腫らし眼医者さんばかり…

寿命100年は短い。

死に至る期間が決まっていたら、貴方は今をどう生きるか? と、問われ、人間関係、仕事、夢などが、大きく変わるのか? 死に向き合う体験をする人が稀にいる。 生死をさまよい、救われた人達のほとんどが、 「日常の中にある大切なことに気づきました。 自分…

検査結果

「病院で検査したら、病気が見つかるから、 行かない方がいいよ」 「長生きなんかするもんやないわ」 という人ほど、まめに検査に行く。 普段から、山登りにヨガ体操、食事は健康食と、日々努力の甲斐あって、どっこも悪くないらしい。 確かに、動きは婆さん…

もう少し

歌手のキロロが歌う、この曲が大好きである。 聴くたびに、涙が止まらない。 生きて、深く関わった人たちの顔が浮かんでくる。 永遠に会えなくなった人達との思い出の中に、 誘われてゆく。 この悲しみを味わう為に、あの清らかな一瞬があったとすれば、出会…

高齢者の底力

周りで、親が亡くなり相続した話を良く耳にするようになった。 親は、ほとんどが90歳代である。 昔で言えば大往生ではあるが、今は100歳寿命と言われ、長生きされたねも、言いにくい。 多かれ少なかれ、親が子のためコツコツ貯めて残してくれた遺産なの…

カチンと来たらどうする?

最近、良く「カチン!」と来る。 相手の言葉や言い方が、よろしくない。 カチンと来た途端に言い返せばいいのに、 年甲斐も考えて飲み込もうとするので、余計におかしくなり、言葉が止まる。 そんな雰囲気に相手も察してか、黙りこむ。 「言い返したら終わり…

サルヴァトーレ・フェラガモの靴

学生時代は、三宮の高架下に並ぶ靴屋さんに、 良くお世話になった。 考えれば本革の靴は、履いたことがなかったかもしれない。 一足1000円くらいで買えていた時代である。 年頃になって、ヒールを履いて仕事をし出した頃に出会ったのが、サルヴァトーレ…

何が足りないのでしょう

科学や経済は発達したが、人間の内部の問題は、二千年前から少しも進歩発展していない。 男女、親子、兄弟、姉妹問題でもめていない家庭を見たことがない。 親を敬い、兄弟とも仲良くし、不倫もせず、人間としての約束事は全て守っているのに、それなのに、…

インフルエンザ予防接種

少し早めに医院に行くと、診察時間まで、開けていないところが増えた。 夏はいいが、寒い冬には、熱があったり、高齢者の人達には医院前の道路に並ぶのは辛い。 人気のあるお医者さんは、患者さんが多く、早めに行っても何時間も待つことになる。 私も、久し…

日常の中の幸せ。

「頑張ろう!今出来ることをやっていこう! 私がついてるからね。」 時々、こんなおせっかいおばさんがいる。 ボケるから、外出する。 今のうちに、旅に出る。 食べれる間に、外食しよう。 歩ける間に、山登り。 高齢者は、こんな風に励まし合う。 悪くはな…