2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

次なる波が、来る前に

少し、日常を取り戻したかの様な、 街の風景。 マスクやソーシャルディスタンスは、 常識の範囲内。 パンデミックの最中の、 疑心暗鬼の様な、不安が消えて、 足早の買い物も、 ゆったりした流れになった。 ショーウィンドウの、 冬のファッションに、立ち止…

守られない女性達

一昔前、 妻が、働きに出る、 いわゆる「共稼ぎ」と言われていた。 事に仕える、仕事をして、 国に貢献しているにもかかわらず お金に執着した、失礼な言い方である。 「共稼ぎ」をしている家庭に対しては、 「事情があるのね」 と、少々偏見気味の時代であ…

「気の毒な人」

昔、私から、 「気の毒な人」 と、言われたことがあると、 突然、友人から告白された。 「えーッ?」 前後の会話によるが、 あまり、良い言葉ではないので、 静かに、聴いて見る。 「気の毒」は、字の如く、 気「心」に毒が回って、 もはや、救いようがない…

「好き」から始まる

若い二人が、NYに旅立った。 「好き」という 純粋な言葉から始まった、 春の嵐の様な、ドラマチックな恋。 男女の恋の始まりは、 ほとんど、 「好き?」と言う一方的な想いから、 脚本は作られてゆく。 ひょっとしたら、 「恋物語」の、 脚本も、登場人物…

週末は、貴重な時間

急ぎ足でやってくる週末になると、 何だか、ホッとする。 2年間のパンデミックの中、 常に緊張の連続で、 働き続けてきた、社会人にとっては、 束の間の、休息でもあり、 安堵の時間だったと思う。 ウイルス感染者が、減少傾向 家族との旅、会食、 友人、職…

「お疲れ様でした」と言える人生

生野菜や、フルーツを、 ミキサーで攪拌したフレッシュジュースから、 朝は、始まる。 五臓六腑に染み渡り、 「ああ、健康!」 と、勝手に思い込みの何十年。 大病こそ、未だ、してはいないが、 身体中、病気のデパート。 ほぼ、民間病院の診療外来で、 御厄…

寂聴に捧ぐ「本当の私を知っている」

「いつから、私を見ていたの?」 雨上がりの、澄み切った夜空に、 美しい、上弦の月が出た。 満月ではなく、 欠けた月に、ホッとする。 この世から、 貴方にたどり着くには、 時速200キロの新幹線で、 80日かかると言う。 近くじゃないけど、 遠くでも…

一般人も真実を知りたい

昼下がりの青い空に、 手を伸ばせば、届きそうな、 真っ白の雲が浮かんでる。 遠くの山並みに、 近くの家の屋根に、 今にも、フワフワと、落ちてきそう。 なんだか、低い空が不思議である。 数々の、不思議な現象が起こっても、 「一般人」は、 温暖化やら、…

ファッショナブルな貴方のアバター

買ってきた新しいコートが嬉しくて、 「これって、10年は着れそうでしょ!」 と、嬉しそうに、息子にいうと、 「母さん、ファッションは刺身や」 食べてチョン、着てチョン、 と言われて、びっくり。 当時、アパレル業界にいた息子の言葉に、 変に、納得。…

国会の椅子は捨てないの?

上がる、上がる、 何もかも、物の値段が、上がっていく。 原料不足で、製造減産、 人材不足で、運搬できず、 世界の経済活動で、原油高騰、 「衣食住」+移動の為の乗り物、 人間のライフラインの全ての、 価格の上昇。 ますます、格差が進んでいく。 東京五…

「北風と太陽」

冬の木枯らしに、追いやられた秋が、 姿を消して、冷たい朝が来た。 いよいよ、 ウイルスが好む環境になってゆく。 「嵐の前の静けさ」 の様な、不気味ささえ感じる。 政府は、上段から、 豆まきの様に、お金をばらまき、 意味なく落とされたお金を、 国民に…

たった一つだけの願い事

ドクターの目の前で、 手の打ちようもなく、 多くの命が、奪われていった苦しみ、 安心の我が家の中にも、潜んでいる、 コロナウイルスの、恐怖、 会いたい人にも会えない どうしようも無い、寂しさ。 人が人を救えない事を知り、 世界中の人が、味わった、 …

働く人の命も人生も、大切

以前働いていた職場で、 みんなに嫌われていた男性がいた。 「大きな声」と、 会議で、よく「意見」を言う。 後は、「ほたえる」 私としては、 「うるさい子やな」 ぐらいに、感じる程度である。 会議で、 彼の意見は、ことごとく無視され、 皆、俯いたまま…

「ありのままの姿」で生きれたら

友人から頂いた、 「かぶらのスープ」 温かな冬の味覚を、味わいながら、 出会いを振り返る。 最初は、 「師弟関係」からのお付き合い。 今では、彼女も「先生」になられて、 「同志」に、なった。 久しぶりに会っても、 いつも、そばにいるような人である。…

小さな窓から見えて来る

手のひらサイズの小さな窓が、 一つあれば、大きな空が見えてくる。 深い夜に、輝く星も月も、 貴方に降り注ぐ。 だから、悲しまないでほしい。 白いコップに、 「クリスマスローズ」を生けたら、 花言葉は、 「私を、忘れないで」 と、囁いてくれる。 チラ…

誰も彼もが、困難者

選挙前には、 「今すぐ実行」を、掲げた公約も、 選挙が終われば、 「検討中」「準備中」の札がかかる。 どこまでいっても、 語尾が曖昧なリーダーの、 したたかさが、見え隠れ。 明日にも、 お米が底つく困窮者の叫びを、 聞こえないふりをする。 18歳未満…

メランコリックな秋の朝

昨日は秋晴れ、今日は雨。 人の心模様を映し出すように、 お天気が、変化する。 気圧や湿度や温度が、 人間の肉体に、影響する事はよくある。 平和な時には、 「しっとり雨」も、心が落ち着き、 逆境の時には、 ますます、心が不穏に陥る。 若いエネルギーが…

一輪の赤い薔薇🌹

ちょっと気になる男性から、 一輪の薔薇や、ブーケを貰って、 嬉しくない女性はいない。 私達の時代は、 「男が女に花ー!」 国立大学のエリートとといえど、 貧乏学生、 デート?と言っても、 学生服に、下駄でくる。 そんな男性達は、 「花より団子」 珍し…

若者達の叫びに、耳を澄ます。

真夜中の悪夢も、ストレスも、 吹き飛んでしまいそうな、秋晴れ。 人間界で、 何が起こっても、 世の中、ガタついても、 回り続ける地球に、救われてきた。 「この星は何やってんのん!」 と、宇宙の神がいるならば、 呆れてる。 壮大な宇宙の神秘の中で、 …

収支決算しない国

週末にも聞こえていた、 救急車のサイレンも、聞こえない。 選挙カーの、がなり立てるような、 スピーカーの音も、もう聞こえない。 久しぶりの静かな、土曜日の朝、 コロナ感染の小休止、 次なる拡大が、来る前に、 人々は、恐る恐る動き出す。 秋の紅葉の…

誰にも分からない未来

「歳いかなわからん」 事など、若者に言わなくて良い。 必ず、生きていれば、その歳は来る。 それを、 老婆心や、知識人の様に、 つらつらと、教えようとする。 その頃、その歳になれば、 その人なりに、見えてくるものは違う。 途中で、下手な説法で、邪魔…

「芥川龍之介」に出会って

幼い頃から、 おもちゃのない家で育ち、 本棚に並んだ本を、読むしかなかった。 家族が、 相談相手になる様な時代でもなく、 歴史も、文化も、世の中のことも、 人間関係のいやらしさも、 本から学んだのである。 頭でっかちの、おしゃまな女の子で、 親から…

「いい加減」な事を「いい加減」にしない

「いい加減」になってしまった国の、 「いい加減」な人達が、 「いい加減」に生きてきた。 昭和の生まれの人達は、 人の上に立つ人間は、 人から好かれ、慕われ、 情ある人間になれとの、 古風で、画一化された、 「戦後の教育」を、受けてきた。 「腹に一物…

悪夢は、人に話す事。

朝、目覚めると、 「しんどい」時がある。 原因は、「悪夢」 夢は、 起きてる時の延長線上にあり、 ストレスを回避する為に見ると言うが、 余計に、ストレスが増長する。 自分の脳内にあるもの以外が、 出現してくるので、私のイメージは 「ホラー映画」を作…

「エイ、エイ、オー」も、デモも無い

立憲民主党の代表枝野さんとは、 友人でもなければ、 知人でも無いが、 今回の選挙戦では、 責任を取られて、 以外にも、「辞任」を発表された。 今から、50年前、 東大安田講堂事件が、勃発した。 東大の医学部学生の、インターンの 「無給」に対する抗議…

「松茸」の怖い思い出

まるで、 心を投影するかのように、 秋の空は、移り変わる。 秋といえば、 色とりどりの、秋の味覚が、 スーパーの店先に並ぶが、 足早に、通り過ぎる。 見間違ったかと思うほどの、 値札がついて、 セレブの食卓に飾られるのを、 待っている。 幼い頃、 父…

デフレスパイラルが、止まらない

悲喜交交の選挙戦も、 ハロウィンの悪霊も、 共に、終了。 静かな夜が戻ってきた。 夜空の彼方から、 ジングルベルの音が、微かに聞こえてくる。 ハロウィンも、クリスマスも、 キリスト教に関連する、 祭り事。 日本人には、縁遠いキリスト教だが、 お祝い…

勝った、負けたの選挙戦

長い歴史の中で、 世界中が、戦争の繰り返しであった。 日本も、 1945年第二次世界大戦が、 無条件降伏により、終結した。 「民衆のため」 「国民のため」 と、大きなビジョンを掲げながら、 実は、上に立つものの、 イデオロギーや、利権のための、 戦…