2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧
悪い事を知ってる人は、 正しい事も、良く知っている。 誰が考えても、それが正しい事を、 道理という。 「無理を通せば、道理が引っ込む」 と言う、昔の言葉がある。 今の日本は、 その言葉がぴったりである。 パンデミックの最中、 「オリンピックの祭典」…
コロナ期の、二度目の夏、 その内、ウイルスも収まるだろうとの、 楽観的な予測は、大きく外れて、 ますます、感染力は増大、 もはや、手の打ちようもない状態である。 最初は、 言葉遊びのような三密から始まり、 あっという間に感染は世界中を、 制覇した…
色々、 バラエティに富んだ持病があるので、 ワクチンがすんなりスルー出来ますようにと、 願ってはいたが、 4、5日前から体調を崩して、 案の定、不安の中での2回目ワクチン、 昨日、無事終了。 人生の肝心な時に、 必ず、アクシデントに遭遇するジンクス…
まるで、 キツネに騙されたような、 オリンピック一色のお祭り騒ぎ。 開催するまでは、 否が応でも、眼にはいっていた、 政治家達が、一瞬でTVの画面から消えた。 一心不乱に、 自分との戦いに向き合い、 汗と涙のアスリート達。 その姿を見れば、心中複雑で…
観ていても、 何だか、疲れてしまうほどの、 オリンピックの開会式であった。 取ってつけた様な賛美の言葉、 アスリートを称える言葉、 もはや心を打つ様な感動はない。 残念ながら、致し方なし。 まるで、 企業のコマーシャルの連続みたいな映像。 迸る様な…
これ程、祝日の多い国であるが、 「今日から、四日間連休!」 と聞くと、関係のない高齢者まで、 なんだか浮き足立つ位だから、 若者、子供達は、ワクワクと心踊る。 元来、真面目で集団意識の強い民族、 普段から、さぼる事なく、 一生懸命、忍耐と努力の日…
オリンピックムードどころでは無い、 あの、「安心と安全」どころでは無い。 止まらぬ感染数、 五輪関係者の陽性者数増加、 またまた、医療崩壊の報告、 次々と起こる失態の連鎖。 一人のリーダーの、 生きてきた軌跡から、編み出された、 歪んだ思い込み、…
あの梅雨を押さえ込んだ、 カンカン照りの太陽。 冷たい水を求めて、 多くの人々は、海や川へと向かう。 「夏が来たあー!」 子供達の屈託のない笑顔にホッとする。 その光景の裏で、 スパイみたいなメディアの人たちが、 「あっ!マスクをしてませんよ!」 …
「人の傷みや苦しみを知ろう」と、 人は言うけれど、 私の傷みは、誰にも分からない。 100人が100人、皆違う。 本人の気質や、価値観、思考、 生まれ持った運命や環境、 同じ人は、この世にはいないのである。 だから、 福祉関係者や、医療従事者たち…
湯船の中では、 自分の身体がよく見える。 一応、5体満足ではあるが、 20代の頃から比べれば、 月とスッポン、我ながら哀れになる。 温かさと気持ちよさで、 足も手も、思いの外、よく伸びる。 歳は手に出るというが、 確かに「白魚の様な指」には程遠く…
最近は、 いきなりの雷にも、驚く事はない。 同じ様に、 コロナ感染数の拡大感染にも、 「ああ、そうなんだ」と、ため息しか出ない。 政治家たちの、失態発言にも、 鼻で笑うしかないのである。 世界の祭典、 オリンピックを、数日後に控えて、 メディアは、…
好きか嫌いかだけの、極端な選択肢で、 人や物や趣味や行動を、選んでみたら、 なんと、人では70数年生きてきて、 好きだったのは、たった二人だけと言う、 お粗末な結果になった。 もちろん、家族や友人も、 ひいき目に見る事なく、 一人の人間として、判…
現代は、 有人を乗せたロケットが、 宇宙へ飛び立つ。 待ちわびた命のために、 ドローンが、血液を運ぶ。 そして、 多くの人々の命を奪ったコロナに対して、 世界中に、ワクチンが広まった。 この成果は素晴らしい業績に、値する。 無から有を作り出す科学者…
日本は、安心と安全の国である。 これほど、平和な国は珍しい。 だから、私たちは、 いつも成功することしか、考えない。 失敗は許されないのである。 政府に抗い、どんな言葉を吐いても、 警察に逮捕されることはない。 政府もまた、何を言われても 媚びな…
サスペンスドラマの中で、 毒薬を注射されるシーンを、 何度も見た。 たった、0.3ccの液体、 一瞬で、心臓が止まるかも知れない、 ワクチン接種。 誰がそうなるかわからないロシアンゲーム。 コロナ禍の中で、コロナではなく、 「コロナワクチンで死す」 …
拘縮した手足を、庇う様に立ち上がり、 心を残して、日常の扉に向かう。 地球時間は、少しずれた様に、 時を刻んでいる。 聞きたくもなくなったワイドショーが、 これ見よがしに、がなりたてている。 「飲食店には、先払い給付を!」 「五輪のチケット代は、…
窓にあたる雨音が、 やっと、眠りについた私の脳を呼び起こす。 薄目を開けると、 白い二枚重ねのオーガンジーのカーテンが、 風もないのに、ユラユラと揺れている。 起きたての部屋の様子は、 儚い私の視力では、 壊れかけたTVの画面のようにぼやけている。…