2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「許し」と「赦し」

遠藤周作没後、 25年経って、発見された、 「影に対して」が、世に出た。 遠藤周作と、 私の、共通点は、 「赦し」と言う、 人間の 奥底に、横たわっている問題である。 暴言、暴力だけが、 人によっては、迫害には当たらない。 この世に産み落としてくれ…

誰の印鑑で、救われるのか

命を救うドクターが、 事件に巻き込まれる悲劇が起きた。 報道だけでは、詳細は分からないが、 どこにでも起こりうる、 身近な事件かも知れない。 明らかに卑劣な犯罪には違いないが、 根は、深い所に隠されている。 病は生命と関わり、 助かれば、「先生は…

「そりの合う人」が来て欲しい

難病指定の家族の 介護看護で、疲れ果て、 自身も心療内科へ、通う知り合いがいる メディアなどでは、 障がい者の暮らしが、 国の支援で、支えられての、 綺麗事の報道がされているが、 現実には、ほぼあり得ない話。 指先一本も、動かなくなった、 ご本人の…

アイスブレイクトーク

「初めまして、 私ごとですが、今朝、 15年、飼っていた犬が死にました。」 「授業中、私が涙を流していたら、 ごめんなさい」 いきなり、 今日から始まる、担当講師の言葉に、 よそよそしい、白けた空気の色が、 変わった瞬間があった。 「想定外の挨拶」…

人間力しかない

すっかり明るくなった空に、 クロワッサンみたいな三日月が、 名残惜しげに、 見え隠れしている。 同じ月だが、 地球から見える月は、 日々、別の顔を見せてくれる。 満月は、 全ての人に、温かな光を放ち、 今日のは、寂しげだが、 心痛む人達に、優しい光…

メタバースの世界で「オレオレ詐欺」

起きたらつけるテレビが、 寝るまで、ついてるテレビ、 一方的に、流し続ける報道に、 「テレビ教」の信者かも、 反論も出来なければ、 エビデンスもないのに、鵜呑みにする。 天気予報が、 「今日は、昨日より寒いですよー」 と言われたら、 「今日は寒いん…

愚痴ブログ

カルテがわりの、 ブログを始めてから、 随分の、月日が過ぎた。 精神科医に、見て貰えば、 「かなり、ヤバイな!」と言われるほど、 日々揺れ動く、 アップダウンの「心模様」。 誰のためでもなく、 自分のために、ボケ防止に、 徒然なるままに、書き留めて…

自然界の「へこたれない強さ」

爽やかな風の中に、 春が見え隠れしている様な、 朝が来た。 希望的推測かも知れないけれど、 川面のそばの、桜の木に、 小さな蕾を探している。 今は、 葉っぱ一枚つけてはいない、枯れ木に、 まちがいなく、 満開の桜が、咲くでしょう。 温暖化が来ようが…

「死を引き換え」の答え

「死を引き換え」に、 物事を考える様になってからは、 難しい問題にも、 意外と簡単に答えが出る。 「死と言う言葉」は、 日本人は、忌み嫌う傾向があるが、 私にとっては、身近な自分ごと。 昔は、 困った事や、悩みがあると、 割と緻密に、試行錯誤して、…

「MAJIC TRICK」では、救われない

「日本の危機感のなさは、 世界の先進国のなかでも、 トップと言っても、過言ではない、 日本は、敗戦国となり、 二度と戦争を起こさない国として、 再出発を、承認された国である。 その代わりに、 経済戦争には、力を発揮して、 経済大国に、上りつめた。 …

日本版「プチ、グランゼコール」

以前、 有資格者の為の、 小さなアカデミーを、開催していた。 資格取得は、なんとか合格して、 就職先は、決まったが、 さて、現場では右も左も分からない。 有資格者のポジションは、 重要度も高く、 その人の印鑑ひとつで、 売上まで違ってくる様な資格も…

元気でも「高齢者枠の中」

雨上がりの爽やかな朝、 オミクロンがいない風が、 開けた窓から、吹いてくる。 都会だけど、 小さな町の住宅街、 自宅にいれば、安全地帯、 昔から、 自由で、気を遣わない一人が好きで、 旅行も一人、 買い物も一人、 ランチもカフェも、一人で楽しむ、 と…

「惜しまれるうちが花」

「疲れたわー」 ソファベットに、 ひっくり返っている。 ついつい、 歳を忘れて、無理をする、 できる範囲が、分からずに、 誘われると、断らない。 どこにも寄らず、 食事は、マクド持ち込み、 飲んで、食べて、喋りっぱなしで、 走り続けるドライブは、 す…

「メンタルサポート」は大切

降りしきる雨を、もろともせず、 ドライブがてら、 「刑務所」や「少年院」でも、 教えれる講師の先生と、 往復4時間の、「カー講座」 知らない世界、 閉ざされた世界の学びには、 興味があるし、面白い。 最近の若者、学生は、 「先生、何を教えてくれるの…

泣けばスマホ、怒ればスマホ

人との出会いに、 順序も無ければ、 段階もない、SNSの世界、 若者の、別世界、 宇宙に飛んでる、 誰かをキャッチ、 顔を合わせる頃には、 すっかり仲良し、 昭和世代は、 突然、異性から声かけられて、 「お茶飲まない?」 と、「ナンパ」する昔話、 目…

「探し出したくない」意識

信仰心のある人達は、 今も、 「神様に感謝」の心は、揺るがない。 心の中に、 「神様」がいない日本人は、 「神も仏もいないのか」と、 悲劇に遭うと、神様を持ち出す。 私の身近にも、 神様はいないけど、 「この様」を、 神様のせいには、した事はない。 …

高齢者の命の軽さ

オミクロンの風が吹き荒れる、 休日の朝、 体調は、良ろしくはない。 雨の空は、 目覚めを遅らせ、 時計は、7時を知らせている。 乾燥していた部屋が、 雨の冷たさで、湿っている。 いがらっぽい喉には優しく、 起きがけの、一杯のコーヒーが、 冷えた身体…

寂しさは、いつもそばにいる。

「へぇー」 「ふーん」 「そうなんや」 人の話を聞く時は、 素っ気ない言葉しか言わない、 だから、 相談されても、 何を言ったか、 本人は、覚えてもいないのである。 「会社を倒産させました」 「何回?」 「一回です」 「あら、一回だけ?」 漫才みたいな…

「納得」も「説明」もない歴史

一生懸命、 メッセージをしても、 「馬の耳に念仏」みたいに、 肩透かしになる時がある。 今から思えば、 何を言っても、「なるほど!」と、 リアクションが薄い。 親から、先生から、 指示命令されて、 「何で?」「どうして?」 と言うと、 「親の言うこと…

最後は全て自己決定

20数年前、 整形外科医から、 「変形性股関節症」と診断された。 その後、 手術を勧められたが、 私は、「手術延長」を、選択した。 まだ若く、 仕事もバリバリとしていた頃で、 「まだ行ける」と、決断した結果が、 今に至っている。 体力を使う現場から…

「悪夢」も悪くはない

私の睡眠は浅く、 ほぼレム睡眠である。 ストレスのある時は、悪夢となり、 ドキュメンタリー映画となる。 自分の脳の中の、 記憶が作り出すとすれば、 このホラー映画の様な、脚本家は、 まちがいなく、私である。 覚醒している時の自分とは違って、 かなり…

「心に残る出逢い」に出会う為に

一瞬の出会いでも、 忘れられない、 「心に残る出逢い」もある。 偶然の様だが、 よく考えれば、偶然ではない。 ルーチンな日常ではなく、 何か、行動を起こすと、 ステージが変わり、 登場人物も、変化する。 まず、動機があり、 目的を設定し、場所を決め…

ネアンデルタール人のDNA

オミクロン色に、 すっかり染まった、日本列島、 さすが、 今までのコロナ株より、 3倍近い感染力には 手も足も出ないようだ。 欧米は、 ほぼ、WITHコロナ政策を取り、 これ以上の経済悪化を、阻止している。 日本は、 まだまだ、そこまでは行かず、 かなり…

「動物から家族」になったら幸せ?

昔は、 川辺の草むらに、電信柱の影に、 段ボールに、捨て犬、捨て猫がいた。 犬猫など、売っているショップなどなく、 お友達の飼ってる犬猫が、 子を産むと、「貰ってあげた」 どの家も、番犬がわりで、 チェーンもつけず、 気の向くまま、「一匹」で、 お…

「上流、中流、下流」の選択肢

今日は、 今年の冬一番の、「大寒」らしい。 いつもの温度では、部屋も薄ら寒く、 「くしゃみ」が、止まらない。 海底火山の大爆発、 オミクロンの感染拡大、 日本経済の低迷、 テレビのどのチャンネルを回しても、 マイナーなニュースばかりである。 以前、…

誰でも「先生」になれるけど、

「先生と、言われるほどの馬鹿でなし」 と言う、川柳がある。 「先生」と言われて、 いい気になってるほど、馬鹿では無い、 と言う意味らしい。 最近、 世の中に、 数えきれないほどの、 色んな「先生」が、増えてきた。 昔は、 教師、医師、弁護士、アーテ…

もう少しだけ、「生きていて」

暴風雪の向こうに、 暗い春が、立っている。 冷たい地面で、震えてる。 時間は継続であり、 継続は変化であるならば、 「必ず来る春」も、忘れてしまう。 「限りある生命」 憂鬱と優しさと絶望が、 混在した中で、 誰にもばれずに、生きていくのは、 至難の…

「ピンチはピンチ!」

「ピンチはチャンス!」なんて、 もはや言えない、 「ピンチはピンチ!」 世界を、揺るがすパンデミックで、 「チャンス!」と言ってる人は、 元々、ステージの違う人。 バイトで生活の学生は、 明日どうする?と言うほど、ひっ迫し、 注目されたエッセンシ…

あの頃の「私」を探している

コロナがベースにあって、 事件、事故、自然の脅威と、 これでもかと、 報道が、続いている。 真剣に捉えると、 こちらの神経が、やられてしまうので、 「他人事」のように、 少し調節をしながら、受け止めている。 最近は、 どちらかといえば、 自分を否定…

「震災の語り部」は昔話ではない。

夜明けの神戸に、 悲しみの火が灯る。 あの衝撃の、記憶が薄れても、 思い起こせば、 今でも、身体が反応する。 日本の歴史に記載された、 悲劇のひとつであり、 震災後27年、 幾度も繰り返されてきた。 今も、 いつ来てもおかしくない、 次なる大震災予告…