2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

寂しい地球が見えて来る。

地球が、 壊れてゆく事を、 時間の外から、見えて来る、 人を育んできた緑の森が、 生命を創造した、青い海が、 「ひしゃげた地球」が、 座屈してゆく。 時代の繋ぎ目が、 切り離されて、 小さなかけらになって行く。 人を愛し続けた、 この星の寂しさが、 …

残存能力ではない能力もある。

頭、 「空っぽ」の、日曜日の朝、 目覚めるまでに、 走馬灯の様に、記憶が流れていく、 掴みどころのない、出来事を、 心が追いつかずにいる。 私は誰、 ここは何処、 と、問われても、 即答できないほどに、彷徨って、 手探りで テレビをつければ、 「津波…

「ご高齢様、おなりー」

自ら、進んできた訳ではなく、 偶然と偶然が重なり、 今に至っている。 産まれ落ちた家庭も、 他人が思うほどに、 「ラッキーではなかった」 と、思う人だっている。 迷い道で、 途方に暮れることも、 抗えずに、生きて来た場面もあった。 長い人生の中で 見…

20代の可愛いアバターに変身

数年前、 「アバター」と言う映画を見て、 素晴らしい作品で、感動した。 現実の世界では、車椅子の主人公が、 バーチャル空間では、健常者として、 動き回る物語である。 その時には、夢の世界だと思っていたが、 いまは、現実の世界となった。 いつか来る…

認知症予防は、内なるリハビリ

「あの声で、蜥蜴(とかげ)食らうか、 時鳥(ほととぎす)」 江戸時代の俳人の一句である。 あれ程美しい声で鳴く鳥が、 同じ口で、蜥蜴などの爬虫類を、 食べる残虐性に、びっくりする、 意味である。 江戸時代にも、 今と変わらず、こんな一句に、 読まれ…

みんな一緒の365日、24時間

玄関を出ると、 若者みたいに、「おー寒!」「寒いよー!」 では、終わらない、 私たちの歳では、命取りの寒さ。 若者みたいに、「胸キューン❣️」 では、終わらない、 「心臓発作」で、救急車が駆けつける。 季節の風情を感じる前に、 「季節の変わり目に、…

薬も、過ぎれば毒となる。

「胃が、ムカムカする」 原因は、 ストレス?加齢?食べ過ぎ? どれも、遠からず、当たっている。 胃薬を飲むが、あんまり効かず 安定剤を飲むと、ケロッと治る。 胃を病んでるのではなく、 心を病んでる? 昔から、 薬は、お守りがわりに、持ち歩き、 持っ…

お父さんのいる「一家団欒」

「しんしんと降る」 都会の雪しか、知らない、 「豪風雪」と言われる雪は、 報道で見ても、「別物」にしか思えない。 雨が雪に変わった、台風と同じである。 車は動かず、 動けば、事故になり、 家や木が、重みで潰れ、 雪掻きで、落下して亡くなる人もいる…

「みんなで渡れば怖くない」が怖い

「オミクロン株は、軽症」 ニュース、ワイドショーなどで、 専門家でもない人達が、口にする。 殆どの国民は、 メディアの情報の中で、 「希望的観測」を信じやすい。 化学的な根拠もない事に対しても、 一般の人たちは、 「そうあって欲しい」気持ちが、 優…

「お金」の価値観

「お金」で、 幸せの価値観は、変わるのかを、 考えてみた。 あまりに、漠然としているが、 日本社会では、 「お金」の価値観が高いので、 答えが出やすい。 若い頃、 「お金」は、手段であって、 人生の目的にはならずと、思っていた。 「苦楽を共に」が モ…

人間の治癒力

夜が来ると、 こころが、ホッとする。 煌々と部屋を照らす光を、 嫌う夜もある。 動かない事が当たり前の、 誰もが、 静かな暗闇に、溶けてゆく。 月も星も現れず、 卓袱の闇の中を、人生の風が、 螺旋を描いて、舞っている。 朝が来ないでと、奇跡を願い、 …

日本のリバイバルを祈る

朝、カーテンを開けると、小雨模様、 光のないグレーの街が、 静かに明けてゆく。 お正月と、三日続きの連休で、 息を吹き返した飲食店は、 オミクロンをもろともせずの、 ファミリーで、満員である。 ウイルスの生命力と、 人々の忍耐力の戦いである。 最初…

目標ではなく目的を

「目的」は、成すべき到達点、 「目標」は、成すべきための手段、 である。 ある時代から、 テレビやネットで、中国の情報が、 よく報道される様になった。 いつのまにか、 世界のアメリカと、名実ともに 肩を並べる程の国となっていた。 三、四十年前、 国…

たった一人の人から学ぶ

「大切なのは、友達よ!」 と、友人達はいう、 私は、「そうなんかなー?」 と、疑問である。 この歳になっても、 こっそり、悪口言ったり、 ボイコットしたり、 一見、仲良し風である。 私には、 幼稚園から大学までの友人は、 ほとんどいない。 よって、同…

深い河を、渡らない

当時は、 「ドクターX」並みに、 白衣を翻して、ピンヒールで、 大病院の廊下を、足早に歩いていた、 母の姿を思い出す。 そんな人が、 父の元に、嫁いできた。 同時に、私達四人の母になった。 「私は、貴方達の母にはなりません」 言葉通りの約束を、 今…

私達の街

富裕層が多く住むこの街を、 誰もが、 「綺麗な街」と、信じてる。 都会にふさわしい、 手入れされた、清らかな川が流れ、 川を渡る様に、建てられた、 小綺麗な、阪急の駅がある。 私学へ通う子供たちの、 「送り迎えのお車」が、 まるで、外車ショーの様に…

「持ってる資格」は、歳は取らず

窓越しの太陽の暖かさに、 騙されて、「お出掛け」 太陽大好き人間の友人と、 「ミニドライブ」 私もそうだが、相手も「曲者」、 知識人で、議論好き、 噛み合わないと、私が先に根を上げる。 仕事で海外経験のある二人は、 懐かしさと思い出話から始まり、 …

「ラジオ体操」は、波動を変える、

ひきこもり生活も、 とうとう、ピークに来たようだ。 日々、確実に、 脳の神経細胞シナプスの機能は、 低下して、記憶野はやられている。 感性、想像力に関しては、 脳の機能低下とは、別物のように、 蠢いて、進化している、 「夜、あんまり、寝られへんの…

「生活保護」より大切な事

「生活保護、申請しようと思う」 知り合いの高齢者から、 連絡がはいった。 若い頃から、 シングルマザーで、働き続け、 子供が巣立ってからは、 自由に一人で働ける家政婦業に、 転職。 美容師やヘルパーの資格もあり、 就労先では、重宝がられた様である。…

AIより人間力?

「燦々と輝く」太陽が、 真夏ではなく、真冬の空で、 眩しいほどである。 まるで、日本が分断されたみたいに、 西と東では、こんなにも気候が違う。 「首都高速が、通行禁止!」 「数十年ぶりの、ドカ雪!」 と、吹き荒れる嵐の中に、 わざわざ立って、 テレ…

医者も人の子、病気もするし、歳もとる。

「医者とは、縁がない方が、幸せやで」 と、優しいお医者様に言われる。 親も、私も、子供も、 三代に渡って、お世話になった、 尊敬する主治医の先生が、 退官された。 残念ではあるが、 「医者も人の子、 病気もするし、歳もとる」 「先生!ズーッと、元気…

有資格者兼務経営者

幾つもの、資格を取得して、 「物知り博士」で、終わる人、 「コレクター」で、終わる人、 も、少なからずいる。 国家資格や、民間資格を、 持っていても、 必要とされる、会社や事業所に、 採用されなければ、 宝の持ち腐れで終わる。 開業医や、福祉事業主…

「嫌われてる」先生

仕事でお世話になった、 女子高の男性教師の友人と、 たまに会食に行く事がある。 固くて、真面目で、厳しい、 生徒達には、 大いに、「嫌われてる」先生である。 お酒が大好きで、 飲めば飲むほどに、 「情の深い、優しい」人柄が現れる。 「生徒を思いすぎ…

言葉は、知性と教養。

姿形も美しく、 才能にも恵まれた女性を、 「容姿端麗才色兼備」 という言葉があるが、 現代なら、差別用語になるのだろうか? 姿形を、取り上げて、 美しいとか、綺麗とかは、 差別用語になる可能性がある。 ならば、 男性に、「男らしい!」 女性に、「女…

「若い頃」より、今がいい

寒いけど、窓、全開! 朝一番の、冬の風を取り込んで、 一日が始まる。 手足の痛みで、気温がわかり、 温かな一杯のコーヒーが、 脳を覚醒してゆく。 ギクシャクする身体を感じながら、 「若い頃は」の言葉がよぎる。 口には出さず、 現実を甘受するのは難し…

完全なる「無害者」はいない

苦しみは、より深く、 悲しみは、継続する、 ブラックホールの中に、 落ち込んだ人生からの脱出。 目の前の出来事だけ、 視界の中で、見えるものだけ、 現実世界のシンプルな空間、 霞んだ暗闇には、目を瞑り、 雑踏から聞こえる叫びに、耳を塞げば、 苦しみ…

「嫁アバター」が出現したら

フローリングの冷たさや、 エアコンの中途半端な暖かさに、 慣れてはいるが、 子供の頃の、 畳の温かさや、 首まで入って、寝ていたこたつ、 ガンガンの熱さのガスストーブや、 そばに行くと、火傷しそうな灯油のストーブ、 暮らしのスタイルにこだわって、 …

未来の「衣、食、住」

コロナ禍で、 一人親方の小さな店も、 チェーン展開の大きな店も、 想定外の、激動の年になった。 給付金や支援金で、 少し、生き延びた所で、 お客さんの来ない飲食業なんて、 絶望的な気持ちだったと思う。 緊急事態で、休んでいる間に、 人生を、見つめ直…

生きてさえいれば、出逢える人

血を分けた家族や、 将来を誓い合ったパートナーからの、 裏切りや、暴言暴力は、 心を傷つけ、壊れ、トラウマとなる。 明らかな犯罪と、言われるものは、 司法で、裁かれ、 社会的には完結する。 子供に対する「いじめ」 家族や他人からの「虐待」 上司、先…

対処療法から根治治療に移行する

年毎に、 スピードを増す1日の速さに、 驚きながらも、 三が日が過ぎてゆく。 夢が覚める様に、日常にもどる。 コロナ禍の中では、 唐突に、いきなり、緊急に、 出来事は起こり、 付け焼き刃の姑息的治療を、 せざるを得ない状況下である。 暮れ間際まで、 …