2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

抵抗のシンボル「ひまわり」

ミニコープの、玄関脇に、 仏様のお花のコーナーがある。 隠れるように、 薄いピンクの薔薇の小さな花束を、 見つけた。 華やかな花なのに、 仏花の鮮やかな色の中で、 可憐に見えて、手に取った。 薔薇は、 美しく、妖艶で、 大きなフラワーショップでは、 …

殺戮は何処にでも

明るい春には、ならなかった、 「プラハの春」 半世紀前に起こった、 チェコスロバキアの民主化運動、 戦車の前に、 立ちはだかった市民達の姿は、 歴史が、甦り、 ウクライナ侵略と、重なる。 「侵略は、許せない!断固反対!」 と、血気盛んに言うメディア…

銃口の先に

夢の中で、 爆撃の音がする、 目覚めれば、 言葉も消えて、声も失う。 悲しみが、喜びを上回り、 苦しみが、幸せを踏み躙る。 世界の終わりのシンバルが、 空に響いて、火の粉となる。 突き放された光の中で、 闇のよだれが、流れ出る。 善悪の非常線、 絡め…

潤んだ春の月

湿った春に、 潤んだ春の月が、ぼんやり佇んでいる。 秋の月は、 もてはやされるが、 春の月は、 何だか、置いてきぼり、 世の中が、暗く、 混沌とした時代になると、 叙情的な気持ちにはならず、 ついつい、 明るい太陽の光を、求めてしまう。 ウイルス、経…

命を捧げた若者達の歴史

人類史上、 100年間など、 たいした時間帯ではない。 始祖は、 「元コサック」の流れを汲む、 ウクライナ民族、 騎馬隊の血が、脈々とながれ、 闘いの魂は、引き継がれて来た。 平和な、日本人から見れば、 大国を相手に戦う人達に対して、 信じ難い行為…

悲しみの雛祭り

実家は、 ただ一人の男子を、 優先する家系であり、 軍人上がりの父は、 厳しく、支配的な人であった。 「産めよ増やせよ」の時代に、 虚弱な母は、 それでも、四人の子供を産んだが、 父の希望通りにはならず、 男子は、ただ一人、 三人が、女子であった。 …

「命より大切なもの」がある

汚れを落とした、 雨上がりの爽やかな空気を、 胸いっぱい吸い込んだ、 こんなにも、 澄み切った風の中、 ウイルスも、爆破された粉塵も、 感じられない幸せ感に、 感謝の気持ちが、溢れて来る。 人が向かう先は、 人が願う先は、 誰しも「幸福」を目指して…

善悪の境界線

いきなり、 無秩序な世界に、なってしまった。 たった一人の人間の、 権力の恐ろしさを、痛感している。 あまりの行為、行動に、 重病説まで、報道されている。 神経疾患であるパーキンソン症、 心的外傷のPTSD. 精神疾患のパーソナリティ障害、 信憑性…

誰もが同じスタートライン

もはや、 「春うらら」など、 心のゆとりは微塵もない。 次に来るのは、 「三寒四温」に、「春の嵐」 4月になって、 桜舞い散る春が来る。 自然の移り変わりに、 逆行するがごとく、 社会情勢は、ますます厳しい冬が来る。 アフターコロナ、 ロシアへの経済…