2023-01-01から1年間の記事一覧
若い頃は、 しばらく、会えない友人に、 「元気かしら?」と、思ったけど、 歳を重ねた、最近は、 「生きてるのかしら?」と、 失礼ながら、思ってる。 人は、老いると、 「死」や「病」は、当たり前、 さすが、 90歳を越えると、 「すごいなー!」と、びっ…
あれ程、 開けてはならぬと、 約束していた、「あの扉」が、 開け放された。 止められぬ難題と、 消せない、悲しみと苦しみが、 開け放した「あの扉」から、 黒い塊になって、飛び込んでくる。 誰かの為に、 「守り続けてきたもの」が、 理不尽なものに、 不…
大抵、 日陰もない場所に、 「墓地」はあるが、 この異常気象に、 「お墓参り行く?」 私達の年代は、 「台風」と、聞いただけで、 全てキャンセルてあるが、 若者達は、 自らはやめない。 メディアも、 当たり前のように、 「お盆休み」の話題を、報道する…
ブログを書いていても、 「心が重く」なるような、 昨今の状況である。 ただただ、 面白く、楽しい社会や世界に、 なって欲しいとは、願ってはいない。 偉大な地球に、 存在する、生物である人間が、 「リーダーシップ」をとって、 より一層の、美しい星とし…
一週間前に、発生した、 たった一つの台風が、 「自然の猛威」をふるっている。 日本の空も海も、 「人間の暮らしや、生命まで」も、 時として、奪ってしまう。 数年前に、 たった一人の人間の心に宿った、 「サタン性」が、発生して、 人間の本性である、 …
昔は、夏には、 「つきものみたいな」台風、 長く、生きてきた人間には、 慣れっこで、 多少の暴風雨も、通り過ぎれば、 ただの大雨であった。 連日、メディアが、 大騒ぎしているが、 台風が大変なのではなく、 台風が、来るかもと予測しながら、 「飛び込…
「母が消えた」 この家から、 二十歳を過ぎたら、出て行こうと、 子供達は、思っていた。 母を亡くした当時は、 父は、40代であった。 仕事の鬼と化した男性にとっては、 我が子(女、男、女、女)を、 育てる術も、気持ちも皆無であった。 母が、死んで一…
「打倒、関西財閥」 北の部屋のガラス窓を、全開にして 錚々たる、大豪邸が立ち並ぶ、 風景を眺めていた、 「先生」が、 確かにつぶやいたのを、 聞き逃しはしなかったと、言う。 いずれ、 「この言葉」の、深い意味が、 そして、 「その言葉」が、恐怖の始…
高さのある、 「真っ直ぐなガラスの花瓶」に、 お誕生日にいただいた、 「真っ赤な薔薇」を、がさっと入れた! 若い頃、 華道は、習わされたが、 まったく、身に付かずで、 お花を頂くと、 「ガサ入れ流儀」 昔から、 女の子らしい営みや趣味はなく、 テーブ…
あまりに熱さが、 長く、続いたので、 「そろそろ、秋?」 と、希望的推測で、 8月を、消去したくなるが、 まちがいなく、 今日は、 夏真っ盛りの「8月1日」 若い頃の夏は、 社会の暗さを、 一瞬で、夏の日差しにとって変わり、 心までも、 「解放」して…
数えるのも、 忘れるほどの「お誕生日」が、 また、巡ってきた。 もう、何回目かも、何歳かも、 定かではないが、 65歳を過ぎると、 ご丁寧にも、段階がつく。 「前期高齢者」 「中期高齢者」 「後期高齢者」 と、細かく分かれて、 なんだか、 「失礼」にも…
今朝から、 涼しいうちに、外出したが、 この熱さは、 只者ではない。 大事な用事だけを済ませて、 早々に、 家にたどり着いたら、 どうも身体が、「思う様に動かない」 ソファに横になって、 バイタルを測ると、 数値的には悪くないのに、 頭は、「フワフワ…
我が子に、 「生まれて来て、良かった?」 なんて、 死ぬまで、怖くて聞けないだろう。 たとえ、 「大喜び」されても、信じがたいし、 「思いの丈」を、叫ばれても、 弁解のしようがない。 振り返れば、 我が子の、幼かった時の可愛さや、 純粋な心模様を、…
眠っているお腹の上で、 携帯が鳴っている。 眠りの中で、応答すると、 親しい友人からである。 歳を重ねて、 体力も衰え、 精神力も弱り、 動きすぎると、疲労が襲い、 ズルズルと、ベットの中に、逆戻り。 「まだまだ、人生、 捨てたもんじゃ無いですよ!…
「大病」が見つかっても、 「ほっとくねん!」 「今更、無理やん!」 と、言う高齢者が多い。 「与えられた命」に対して、 もったいない話である。 生きたくても、 若くても、断ち切られる命もある。 あと数歩で、 ゴールが見えていても、 「奇跡はあるかも…
朝、 明るい日差しに、 思わず、窓を開ければ、 「いつもと変わらぬ」 ブルーの空に、グリーンの樹々、 穏やかな、風景が、 数時間後には 燃えるような、「熱射の風景」 どこにもない影を、探しながら、 「靴底」が、焼けてゆく。 かつて、 これほどの、季節…
歳を経てから、 姉と、 よく、ランチしたり、 電話で、話す事が多くなった。 80歳を、目の前に、 二人とも、 自他ともに認める、「後期高齢者」である。 友人、知り合い達も、 順次、施設に入ったり、 病にかかったり、亡くなったりと、 「風の便り」も、…
「出遅れた真夏」と、 「いき遅れた梅雨」が、 絡んだまま、どうにもならない、 季節を、作り上げてしまった。 「一握り」の、 小さな国の中で、 かたや、 「カラッカラ」の、干上がった気候、 片方では、 「山をも崩して」いく、泥の川が、 猛威を振るって…
尾身先生が、 「お出かけになるなら、 よく、考えて外出を!」と、 テレビで言われていた様に、 「今日のお出かけ」は、大失敗である。 公道、私道、 どの道を通っても、車の渋滞。 見るなり、 「一瞬」で、踵を返して帰宅した。 たとえ、 どんなに、世の中…
「あそこの施設」に入ると、 どんな小さな病気も、 心の病も、 いち早く発見してくれて、 医療連携が取れた、 質の高いケアライフが出来る。 と、言われるような、 高齢者施設に、出会ったことがない。 私の年代になると、 嫌でも、 「老後の暮らし」を、 決…
「死ぬかもしれない」と、 思ったのは、 今回が初めてである。 数日前からの、 自分の身体に起こる、 体調の変化は、尋常では無い。 医療器具が示す数値が、 異常値を、まだ表さず、 「様子観察」で、家に押し戻されるが、 何処かで、 私だけは、「死ぬかも…
65歳になると、 市役所から、 「介護保険証」が、送られてくる。 一人前に、 「高齢者の仲間入りですよー」 の証明証である。 最近の65歳は、昔の50代位の、 感覚で、 見た目も、動きも、 爺さん、婆さんではない。 市役所の福祉高齢課の、 窓口には、…
真夏の夕暮れ、 父に言われて、 「庭の水まき」 たいした庭でもないのに、 休みの日には、リビングから見える、 芝生の緑が、 「ご自慢」で、ビールをのみながら、 ご満悦であった。 そんなに好きなら、 自分で、水撒き位すればいいのにと、 「親の身勝手」…
「夏の日差し」が、 明かり取りの窓から、 のぞいている。 朝から、エアコンはつけないぞ!と、 思いながらも、 少し動けば、 「汗ばむ夏」が、追っかける。 朝には、 涼しい青い空も、 お昼になれば、容赦ない日差しが、 「これでもか」と、照りつけてくる…
当時、 阪神大震災で、 飼い主を亡くした犬が、 保健所に、集められていた。 お持ち帰りされなければ、 殺傷の運命、 その中から、真っ白の可愛いスピッツを、 選んで、我が家に連れて帰った。 あまりに痩せて、 ヨレヨレだったから、 近くの獣医さんにみて…
夜明けがくれば、 何処かに、「通り過ぎていた台風」が、 最近は、 朝になっても、居座っている。 台風ラインから、 外れていても、被害は大きく、 「何が起こるか分からない」 最近の天気予報。 「家に帰れば」 川が決壊して、家は流され、 山の土砂が崩れ…
ニューヨークで生まれた、 「バーニーズショップ」で、 夏らしい、 サッカー生地の、 「ロングドレス」を買った。 スカートを広げると、 「子供が3人くらい」 隠れるほどの、フレアーが素敵で! でも、 明るい色彩、 華美なデザインの、 バーニーズの作品に…
束の間の、 晴れ渡る、青空、 「太陽の光」が、斜めはすかいに、 窓から差し込んでくる。 鏡に映った、 青白い、「起きたての顔」にも、 ほんのり、ピンク色の光が、 反射して、温かい。 いきなりの、 「病」に、翻弄されて、 一回り小さくなった顔にも、 少…
今年の、 「梅雨入り」を、知らぬまま、 止まない雨の空を、眺めていた。 かけた歯のように、 私にとっての、 「5月という季節」が、 身体の不調で、抜け落ちて、 いつのまにか、 垣根の向こうに、 道端に、 しっとりと、「雨に濡れた紫陽花」が、 咲いてい…
ブログを 書けなくなった日から 2ヶ月近くになる。 あの時の、 「まっ青」な、美しい空も、 「涼やか」に、吹く風も、 何一つ変わらないのに、 「想い」が、 指先に反応するように、 「文章」が、 打ち込まれてゆくが、 「私のではない」 と、「消去」する私…