日記

マスクの美的効果

昔から、アレルギー性気管支炎があり、 マスクは欠かせなかった。 だから、コロナ対策でマスクには、 今更、抵抗はない。 最近気がついたことがあり、 マスクをしていると女性が綺麗に見える。 元々、日本人は扁平顔で、 鼻が低く、口元も薄っぺらくて、 欧…

最後のブログ

ワンルームに、薄紫のオーガンジーのカーテンで仕切られた、両手いっぱい広げた位の小さなキッチン。 なのに、冷蔵庫だけは二台ある。 食料品だけではなく、収納には便利である。 透明感のあるガラス仕様の、ドイツ製のトースターと湯沸かしと、電子レンジだ…

悲しみの変換能力

昨晩、知りあいから、一本の電話が入った。 「あの人、体調崩して、おかしくなってるらしいよ」 「天罰が来た!」 不謹慎にも、思わず心の中で、呟いた。 物心ついた頃、この人の言葉と行動で、人間に対して、初めての不信感を抱いた。 決して、疑われること…

タイトルはなし

日常の中で、呼吸するように、ブログ日誌を書き続けてきた。 川の中を流れる自分の姿を、小さなスマホに、 留めてきた365日。 タイトルも思いつかないうちに、本文が走り出すように、打ち込まれて行く。 ハレ、ケ、ケガレが繰り返される日々を、 鮮明に書…

めんどくさがりの女

若い頃から、オシャレは好きだが、化粧品にはめんどくさいところがあった。 一度、購入すると、廃番になるまで同じものを使う習性がある。 お化粧をし出して、50年以上にはなるが、 昔から、フランスの有名ブランドを愛用し続けてきた。 デパートの売り場…

命のハンドリング

自分の周りで、近しい人が自殺という行為で、 亡くなられた人達がいる。 まだ数年しか経っておらず、悲しみは癒えることはない。 悲報を知って衝撃を受けるが、日にちが経って行くと、かならず、 「何故に、自らの命をたったのか?」 に行き着くのである。 …

韓国の在宅ドクター。

神戸市の元町や三ノ宮、少し西に行って長田区や兵庫区には、在日の中国人や韓国人の人達が、たくさん住んでいる。 私も仕事柄、私より日本の事を、良く知っている在日の友人、知り合いが沢山いる。 国籍が違うことで差別を受けて生きて来たので、皆、精神は…

老いては子に従わず

娘は同じ女性で、同じDNAなので、普段は分かり合えるが、一度ぶつかれば、感情論で決裂する。 息子は男性特有の客観的な見方をするので、普段は関わらないが、何か問題が起これば中立な立場で判断を下す。 息子から論理的な意見を言われると、 「フーン、そ…

川崎の事件速報

令和ムードが続く中での、週明けの日常を、 予測不能の川崎の事件に、衝撃と憤りを感じている。 しとしと降る雨の音を聞きながら、朝食の用意をしている中で、テレビが速報を流した。 被害者は、数十人の子供たちと聞いた瞬間から、時間が止まった。 最近、…

本当の仕事

少し汗ばんだ身体を、冷やしてくれる様な久しぶりの雨の朝。 もともと、灼熱の太陽には弱いので、こんな日は、ほっとする。 知り合いに 「太陽が昇っている間に、走りたい!」 と、まるで北欧生まれみたいな人がいる。 中学生の頃は当たり前の様に、スポーツ…

最後の願い

世間で言われ出しているが、本当に一人暮らしの高齢者が増えた。 私の周りにも、こんなにも綺麗な人が何故独身のおひとり様。 夫と死別、子供もいないので、ほんとのおひとり様。 若い頃に離婚して、そのまんまのおひとり様。 何故か、夫に先立たれても、妻…

不安になる病気

女性が5人集まると、4人が、安定剤を常駐している。 持たないと外出できないと言う。 飛行機は乗る前から、薬を服用。 新幹線は、グリーン車で、窓の景色を見てれば 大丈夫らしい。 満員電車はやばいらしい。 口を揃えて言う一番苦手な乗り物は、 「バス!…

予定外の長生き

テレビを見ていると、日本は豊かな国に見える。 有り余った食品ロスの報道。 それでも、御構い無しの食べる番組。 芸能人や経済人の、セレブの豪邸や贅沢な暮らしぶり。 パレートの法則で行けば、80:20で、それらの人達は、20%に過ぎない。 私も含め…

自信がある?ない?

容姿が、すこぶる美しいだけでも、自信は80点はいける。 容姿が難ありでも、ダントツ頭脳明晰なら、それも、自信は80点はいける。 容姿も頭も、残念ながら惜しくても、お金が山ほどあれば、堂々と、自信は80点を越える。 自信が一つでもあれば、ラッキ…

男と女のそり

男に大義名分があるように、女にもポリシーがある。 最初から掛け違えたボタンではなく、それぞれの行動には、深い意味があり、理解をしようとせずに、どちらも我慢を優先して、その場を回避する。 離婚する時には、罵詈雑言、恨み骨髄のような終わり方をす…

女性は買い物好き

「ためこみ症」という病気があるらしい。 物を買い過ぎて、整理ができず、ゴミ屋敷になっている人らしい。 「買い物依存症」や、「適応障害」など、 最近はなんでも、メンタルな病名がつく。 失礼な話である。 昔は古い一軒家に住んでいたので、半端ないほど…

あっという間の一年

ひょっとしたら、土曜日は月曜日の次の日? であり、6月は1月の次の月?くらい、月日のたつのが早い。 私くらいの歳になると、1日が48時間欲しいくらいに、地球の回るスピードを遅らせたいと思っている。 若い頃には、思いもしなかった、1日、1年の大…

ニッポン、沈没。

最近、何だか、じわじわと物の値段が上がってきている。 芦屋の住民なら、みんなが知ってる、 「芦屋大丸地下食品売り場」 が、だんとつお高い事を! 庶民の味方コープさんの、2倍は越えている。 高いだけあって、品質には間違いがなく、 「やっぱ、大丸?…

車椅子の世界観

梅雨を飛び越えて、夏が来た。 「車椅子で、散歩しましょう!」 こもり気味の私に、声をかけてくれたので、 思い切って、外に飛び出した。 進行速度は、自転車よりは遅いけど、当たる日差しも風も、みんなと変わらず味わえる。 いつもより、目線が違う風景に…

生きづらくて、呼吸が止まる。

唐突に、襲ってくる。 時計の針が止まるように、思考ができない。 体温調節が狂い、出口を失った体温がこもる。 カタカタと音を鳴らして、負の回転扉が、押し戻してくる。 互い違いの歯車が、歪みの中でうねりだす。 脱出するためのパラシュートが開かない。…

AIとの付き合い方

5月末で、一旦、ブログ日記を終える事になって、何故か、訪問してくださる人達が増えてきています。 このブログを始める頃、息子から、 「かならず、貴方のアンチはいますよ」 は言われていた。 もちろん、この歳で、自分を押し出すような事をするつもりも…

辛抱の世界

生まれた時は、純真無垢、天真爛漫。 皆同じ。 赤ん坊の時から、人の顔色見る事はない。 スタートは同じでも、環境条件によっては、性格、人格が、大きく変わっていく。 特に、影響を及ぼすのは親である。 三つ子の魂百までと言う言葉があるように、最初に出…

公務員の言語

「限りなく、隠蔽に近い」 尼崎高校で起こった体罰事件での、教育委員会の報告である。 明らかに、確実に、 「隠蔽でした」 と、なぜ言わない。 いつも、感じることだが、公務員の失態は、 曖昧に、ベールがかかったがごとくの言語を使うのは何故なのか? 人…

昭和に生まれて良かった。

一昔前、電車の中や待合場所では、新聞や文庫本を見ている人がほとんどであった。 今は、そんな姿を見かけない。 おっちゃん達は、仕事の行き帰りは、必ず新聞を丸めて持っていた。 ましてや、ポーチやリュックなど、とんでもない話である。 携帯電話やスマ…

魔の季節

私にとっては、また、魔の季節がやって来る。 毎年、6月には、心身ともに壊れやすい。 人によっては 「四柱推命で、5月、6月空母で、弱い月って言われたんよ!」 と聞いたりする。 弱い年、弱い月、弱い方角、弱い人など、何となく、確かにうまく行かない…

心は30歳

仲良し3人組が、旅に出た。 絵画のような、オーシャンビューのお部屋。 最高級のディナー。 とびっきりのお洒落をした3人組の夢の旅。 お金はある、時間はたっぷり、いつでもどこでもいける自由人。 「次は、ハワイに行きたいのに、誰かいないかしら?」 …

坊主めくりの人生

天から見れば、これくらいの厳しさは当たり前。 「何言っとんのや」と、声が聞こえる。 この歳になって、女だてらに、ジャングルを四駆で走り抜けるみたいな醍醐味である。 草むらには、ライオンやハゲタカが潜んでいる。 苦しさだけは、年齢を問わずにやっ…

老いらくの恋

85歳まで、一度も結婚せずに、生きて来た。 すでに、家族はなくなり、遠くに妹が一人。 東京の下町で生まれ、育ち、自宅で小さな店をかまえて、嫁がず後を継いだ。 そろそろ、家を売って、有料老人ホームでも入ろうかと、ぽろっと呟いた。 その2、3日後…

お金より命って本当?

大昔、例えば、江戸時代の武士達には、命より大切なものはあったかも知れない。 大義名分、恩や義理などで貫くことが、尊厳に値する道理であったらしい。 しかし、現代においては、 「命」が、何をおいても優先される。 お金と命。 命が取られるならお金が取…

早すぎた断捨離

いきなり、夏物の衣類が必要になった気候に面食らってしまう。 まだ、5月、どうなってるのかしらと着るものを考えていたら、夏物の衣類があまりない。 ある歳から、そろそろ、断捨離で身辺整理をし出してから、随分の年月が立つ。 勿論、家具から、キッチン…