老後どうしょうという老後

「老後、どうしょう!心配やわ」

と、言いながら、もはや10年を越えて、

後期高齢者が近づいている。

 

見た目も誤魔化せず、身体も不自由、

脳に至ってはかなり退化しだしている。

それでも、女三人よれば姦しい。

 

喉詰まりそうな苺大福を食べながら、

「年取ったら、こんなん食べられへん!」

と、言いながら、パクパク食べる。

 

「最近、あの人、二回も、三回も同じ事、

いうのよ!ボケたんちゃう?」

と言うてるけど、貴方からそれ聞くの三回目。

 

遺言作らなあかんと言いながら、

老後、お金がいるからと、財布の紐は、

しっかり閉める。

 

日本はお金がなければ、家もお金も、

最低限生活保護で助けてくれる。

障害者になれば、介護保険で、

優先的に施設入所。

大病すれば、救急車で運ばれれば、

どこかの病院で入院。

放り出されはしないのである。

 

それが嫌なら、自分の家を提供して、

気の合う友人と、シェアハウスに早変わり。

どうあれ、網目の様に張り巡らせた、

日本の制度は素晴らしい。

 

そのことを知らなければ、不安な老後、

知っていれば、安心の老後。

食べて、おしゃべりばかりせんと、

弱者と言われる人になれば、

どんな支援があるのか、勉強すること。

 

まだ、頭がしっかりしてる間にね!