今年の七夕は、願い事が多すぎて、
織姫様も大変である。
それも、今までのように、
「夏休みには、ディズニーランドに、
いけますように」
とか、個人的な願い事ではない。
織姫様も、聞いたこともない、
「コロナウイルスが無くなりますように」
とか、
「大雨が降りませんように」
願い事が、大きすぎる。
私は、七夕すら忘れていた。
あまりに現実に起こっている惨劇が、
酷すぎて、夢のような話すら、
頭をよぎらなかったのである。
悪夢のような出来事、
悲惨な出来事、
などが、次々に起こり、世の中は暗くなる。
こんな時こそ、みんなが元気になるよう、
希望を持とう、楽しみを作ろう、
と、言う人たちもいる。
私は昔から、そんなふうには思えなくて、
地獄絵を流すテレビのチャンネルを回せば、
大笑いの番組が流されている事に、
不快感を覚えてしまう。
テレビもビジネス、致し方ないのだろうが、
「不謹慎!」
と、一人で不愉快になってしまう。
融通の効かない人間と思われても、
致し方なし。
声を大にして、
「今困っている人に、今すぐ救済を」
と、言ってた話は、一体どうなったのか?
10万円の給付金は、届いているのか?
隅々までも!
会社への持続支援金は、行き渡っているのか?
倒産に至るまでに!
良き方向に向かうための、変容はなされず、
コロコロ変わっていく、無責任な政府。
約束したことが、叶えられているのか、
結果、どうなったかを報告してほしい。
私も高齢で弱者ではある。
しかし、今、息絶え絶えで苦しんでいる、
最も弱き人達を、心配している。