GOOD LUCK

「幸運を祈るよー」

と言って、別れる言葉である。

 

「ラッキー」

「アンラッキー」

と、日本語の様に使う言葉がある。

 

「貴方の人生、ラッキーでしたか?

アンラッキー、どっち?」

と、突然質問された。

 

「ズーッと、なんてアンラッキー!

と、思ってきたわ」

と、答えた。

 

「僕は、なんてラッキーな人生と、

思ってるんです」

と、堂々と答えたので、びっくり!

倒産、離婚、癌闘病、

不幸と言われる全てを経験した人から、

意外な答えであった。

 

客観的見解では、不幸な出来事でも、

自分の中では、80%幸運だったと思う。

何故なら、それを乗り越えて、

健康で、知識があり、教養ある人間に、

なれたからと言う。

 

確かに、

お金がなくなったとか、

家族と別れたとか、

癌になったは、

単なる出来事であり、

人間性や人格の評価にはならない。

 

経験し、学び、優れた知識を得た人は、

他人の価値観には、左右されないのである。

何が起こっても、腐らない人である。

「貴方の生まれ持ったその性格そのものが

ラッキー!やね」と賛辞した。

 

私は、そんな性格を持ち合わせてないから

あかんわ!と思ってる事が、

アンラッキーである。