世が世ならお殿様?

私には、関係はないが、

夫の先祖は、長崎の大名と聞く。

その上、豊臣秀吉の命を受け、

朝鮮征伐の水軍だったという。

 

そういう目でみると、

同居していた義父も夫も息子も、

海賊の流れありと、お見受けする。

 

あの有名な漫画の「ワンピース」の様な、

ロマンもお宝にも、無縁である。

しかし、打ち出す雰囲気は、

海賊と言われても、雰囲気はあるかも。

 

世が世なら、

こんな嫁は、打首ではあるが、

残念ながら、家督は衰退し、ただの人。

 

同時に、長崎は、蘭学の発祥の地故、

義母も私も、嫁達は、蘭学の縁で結婚。

通りで相性は、二代続いて、最悪である。

 

それでも先祖が、必死で守り抜き、

形だけは添い遂げた。

夫婦は相性だけではなく、

因縁と恩讐の関係で、出会うのかも知れない。

 

古き家系図を紐解けば、

天草四郎や、細川ガラシャが見え隠れ。

なんと、「まるで大河ドラマやん」

私には一滴の血も流れてはいないので、

嬉しくも悲しくもないのであるが、

何か恩恵があれば、有難いのだが、

未だに、ないようである。

 

私の実家にも厳かな家系図はあるが、

大枚払って作らした代物。

最初に書かれているのは、

「〇〇天皇」から始まる。

公的文書でもないので、

言いたい放題書けるのである。

 

現実離れした話ではあるが、

ドラマチックな歴史に、夢を馳せ、

「一滴の血」が、蘇る事もあるならば、

「いとおかし」とも言えるのである。