コロナ問題に、
目を背けているわけではないが、
考え過ぎると、鬱病発症にもなりかねない。
しかし、
意識化から外しても、影響力は大きく、
無意識に、肉体にも精神にも、反応はある。
確実に、暮らしの中は変容した。
自宅にいる時間が長い事で、
念入りな掃除や消毒、
不要なものの断捨離、
家が清潔になり、風通しも良くなり、
何だかスッキリ!
外出が減ったので、
お金の減り方も少ない。
これに関しては、コロナがない限り、
ありえない話で、ありがたい!
「どっか、行きたいよー!」
と、子供が言っても、
「遊ぶためのお休みではないのよ!」
と、しつけのやり直しも可能である。
お父さんの稼ぎが減って、
経済は大変ではあるが、
堅実な暮らしに変わったかも知れない。
人間そのものは、
コロナや猛暑にもかかわらず、
ミリ単位で、変容を繰り返して来ている。
何千年の昔から、
恐竜は鳥に、サルは人間に進化したように、
地球の自然環境に合わせて、変容する。
地球の急激な変化にバランスが取れず、
肉体や精神をやられて、
人格が破壊していく悲劇も増えてきた。
今、
世界は、再生の方向に向かっている。
誰が見ても、災害も、ウイルスも、
人間が起こしてきた行為行動の結果である。
人間の命を守る為に、
進化し続けてきた科学や医学。
全ての謎は解いてきたはずである。
しかし、世界はパンデミックに陥る。
新しいものを作り上げる事だけが、
進化ではない。
貧しい他国を支援する為に、
命を削られたドクター。
女性でありながら、難民救済に、
毅然と突き進まれた国連弁務官。
自分の居場所から、
一番遠い場所にいる人を想える事。
データーに反映しない直感的意識が、
人間を、崇高な次元に移行させてゆく。
小さな奇跡は、神様ではなく、
人間が起こすものかも知れません。