医学は救急車から始まる。

2日前、救急車で、搬送された。

遅い朝食後、

急に、胸が痛みだし、背中にも痛みが走り、

次には、首と顎が痛みだした。

 

以前からパニックの発作は、

時々、出現したが、薬を飲めば治る。

ワナワナ震えは、きだしたが、

バイタルを自分で測り、

致命的な数値ではないことを確認。

 

数日前から、

すこぶる体調が悪化していて、

いずれは、こうなるだろうと感じていた。

 

さすがの私も、次なる行動が出てこない。

しばらく、様子を見るか、

救急車を呼ぶか、

迷った挙句、主治医に連絡したら、

「すぐ救急車で、大きな病院へ」

と、指示を頂いた。

 

身体中器械をつけられ、

質問攻め。

律儀にも、答えたので、

救命士は、命には別状なしと、

判断された。

 

頭、肺、心臓のCT.の検査に、

血液検査。

急変を考え、ベッドには寝かされず、

検査用のストレッチャーで、

結果が分かるまで、数時間。

 

「早く処置をして欲しい!」

と、願っても、原因がわからなければ、

何もせず。

 

待ってる間に、

血圧も落ち着き、痛みも軽減し、

緊急を及ぼす、脳疾患や、心不全では、

ないことは確かである。

 

案の定、女医さんが来て、

「どこも悪いところは見つかりません!」

と、言われたので、

「すみません」と、思わず答えた。

 

大したことにならず、良かったはずなのに、 

「忙しいのに!ばあさんはかなわん!」

みたいに言われた様に思ってしまった。

 

何故そうなったかを、説明されて、

今後の気をつける助言もないことに、

いつも、物たらなさを感じて、

 

数日前、

本格的に医学を勉強しょうと、

決意した途端、救急車からのスタート。

 

医学書、第一章は

ここから始まったことは、

とてもいいスターチになった。