私の荒療治

何を思ったか、

いきなり、部屋の模様替え。

こんなにしんどいときに、どうしたん?

 

でも、やりますよ!私は!

何かを変えんと、この蟻地獄から、

脱出は無理!と判断。

 

ピタッとはまった家具を、

正反対の位置にしたら、

「おかしいやろな?」

位の事せんと、脱出できんから!

 

48000円の飾り棚、

結構しっかりした木で、真っ白にペイント。

私の胸あたりまでの高さで、

幅は180センチはある。

 

若い頃は、

毎日のように、模様替え。

よほどのストレスがたまってたん?

「旦那に!」

 

そんなこと考えながらあっという間に、

右から左に移動。

黄ばんでいた家具を、ていねいにふいたら、

ピカピカの真っ白の家具に早変わり。

 

大物を動かしたら、

あとはイメージが湧いてきて、

置き場所を変えるだけで、

別の部屋のように、変容した。

 

なんだか喉につかえていたものが、

取れたみたいにスッキリ。

この間、死にかけて、

救急車で搬送された婆さんとは

思えないほどの働きぶり。

 

「やれば、出来る!」

と、自信が戻ってきたのである。

あとで、腰が痛くなろうが、

腕が痛くなろうが、知らんわ!

 

私が私に甘えていた厄介な病気は、

これくらいの荒療治をしないと、

治りません。

そして、医者にも誰にも、

メンタルな病は、自分しか治せないのです。

 

人に依存し、物に依存し、お金に依存し、

しだしたらきりがない。

 

10月10日から再開する、

「相談業務」

自分で克服したものしか、

人の相談には乗れないのである。

 

私より困っている人の為に、

もう、ひと頑張りできそうである。