自由な独居老人

外出しない、

人に会わない、

情報は、ネットとテレビ。

ブログに書くネタは、私事しかない。

 

とかく女性は、

「忙しい、忙しい!」と、よくぼやく。

 

社会に出たら、七人の敵ありの、

人達からすれば、大したことはない。

一日、24時間あれど、

人によっては、それぞれである。

 

一応、

在宅での仕事は、三、四時間ある。

70歳を過ぎても、ありがたい事である。

 

家事は、「家での仕事」と、思っているので、

病気の時以外は、欠かしたことがない。

最近は、コロナにより、

掃除は消毒までするので、大変である。

 

買い物は3日に一回なので、

スーパーのカートごと、

持って帰ろかくらいの、荷物になる。

デリバリーの習慣がないので、

まったく、時代遅れの高齢者である。

 

こんな風に、1日を振り返ると、

命を縮めてる様な生き方である。

昔のように、頭の中では、

「出来る」と、思い込んでいるので、

「出来る」までしてしまう。

 

「出来ない」自分が許せない。

「今日はやめとこ」が無い。

「思いついたら」夜中まで、

人には言えない習癖である。

 

足は痛いは、眼は霞むは、頭はフラフラ、

最後は、倒れ込むように、

ベットに辿り着く。

誰も止めてくれる人のいない家の中で、

狂気の沙汰である。

 

もともと、異常な性格なのか、

精神がやられていたのか、

認知症になったのか、

「おかしい」ことは確かである。

 

それでも、

生きてる事が嬉しくて、

毎日が、めちゃくちゃ、楽しくて、

何をしてても、感謝の日々である。

 

自由な独居暮らしも、良いものである。