もはや、絶対は無いのである。

生きている間に、

世界的なコロナ感染に、遭遇したのは、

私にとって、気がつかされた事が、

沢山ある。

 

まず、

自分中心の考え方が、少し、変わった。

 

好きな事をして、

好きな人と会って、

好きなものを食べ、

好きな服を着る。

自分を基準に生きて来たような気がする。

 

人のことを思い、

人の為にと言い、

綺麗事に憧れていただけかもしれない。

「自分もコロナにならず、

そして、人にもうつさない為に」

の生き方を知ったから。

 

我が強い人間なので、傾向性は変わらないが、

コロナ渦の中で、否が応でも、

変えなければならない方法論がある。

 

「絶対!」という言葉は、

私の思考からは、消えたことは確かである。

思い込みも、希望的推測も、無くなった。

 

「絶対、お料理は、手作りよね!」

今や、スーパーもデパートも、

一流レストランも、

「お弁当」、デリバリーに早変わり。

 

自粛生活の中で、

これほど合理的な食事は、他にないのである。

千円あれば、駅弁にお茶まで買える。

毎日、お弁当にしても、30種類はある。

「たまに手作り」が、とても新鮮!

 

食の次は衣である。

「絶対、ブランドはあの店!」

もはや、おしゃれして、外出も無い。

冠婚葬祭も、出来ないのである。

 

その上、感染予防のため、

出来れば、家で洗濯できるもの。

となれば、「ユニクロ」さんは最高!

1万円あれば、上から下まで全て揃う。

 

最後に住まいは、

「絶対、家にいたらストレス!」

夫はリモートワーク、

子供は、リモートスタディ

家族と向き合い、家族を味わう。

 

自粛が無ければ、無かった時間を

取り戻す。

喧嘩したり、仲良くなったり、

「家族」の姿が、浮き彫りになってゆく。

 

世界も変わる

日本も変わる

社会も変わる、

そして、自分も進化してゆかねばならない。