一昔前には、
「集団就職」と言うのがあり、
中学を卒業した人達が、
田舎から、都会へ出て、
就職する制度である。
私は都会育ちではあったが、
父も母も独立して、仕事を持っていたので、
遊びには、厳しかったが、
仕事には寛大で、
「経済的自立」を認めていた。
16歳くらいから、
アルバイトではあったが、
社会にデビュー。
「自分の欲しいものは、自分で稼ぐ」
が、いい意味で、当たり前になっていて、
二十歳の頃には、世間のややこしさも、
人間関係の難しさも分かり、
他者から見れば、「未熟な大人」であった。
ステータスと、
それに見合った報酬を、条件に選び、
メインの仕事をもった。
欲張りの性格で、
ダブルワークで、自宅でできる、
〇〇教室やら、資格を活かせる在宅ワーク。
わがままな性格で、
会社のシステムや、人間関係が不具合に、
なった時のために、
常に、逃げ場所がある、
ダブルワークに、トリプルワーク。
振り返れば、
「事に仕える仕事」を、今に至るまで続け、
貢献して来たようには思う。
今は、女性を守れる、
法律や制度も、改正されて、
働きやすくなった。
嫌らしい上司が、
「君、最近太った?」
と、言えば、「セクハラ」になる。
会社の都合で、給与未払いになれば、
労基に駆け込める。
移り変わる時代の中で、
天変地異もあれば、ウイルス感染もある。
何が起こっても、
「つぶしの効く仕事」
「最後まで、残る事業」
未来を見据えて、生き抜かねばならない。
その為には、
トリプルワーク位は、
当たり前の社会に、なってゆくだろう。