高齢者の引き際

 

テレビをつけると、

何処の局も、ワイドショー。

 

コロナ、経済、他国の大統領選など、

毎日、毎日、

同じパターン、同じコメンテーター、

必ず、そのうちの一人は、

顔なじみの、「お爺さん」

 

昔の事を知っているだけで、

上座の椅子に座ってる。

 

特に、公的機関や大手の企業には、

この人、大丈夫?みたいな人もいる。

「もう、ご自宅でゆっくりされたら?」

と、言いたくなる。

 

聞けば、

持病を持ち、病院に通いながらの、

会社勤め。

「亭主元気で、留守がいい」

の歳は、とっくに過ぎてる。

 

ひょっとしたら、

外では、挙動不審な行動もあり、

他人に、お世話になってるかも知れない。

「大丈夫!」と、思い込んでいる人ほど、

限界が来ていることがある。

 

そして、何より

未来ある若者に、席を譲り、

「お任せします」と、首を垂れるのも、

潔い引き際だと、思うのです。