「静かなマスク会食」
を、一国の総理大臣が、訴えている。
GO TOイートを推進しながら、
「マスクしながら、食べてねー」
なんか変!
おかしいんですけど!
これほどの、感染が増大している中で、
考えた対策が、それですか?
「苦しい胸の内、察してねー!」
と、誰に頼んでるのですか?
おとなしく、見守ってきた高齢者も、
さすがに、呆れ果てる事態である。
権限のない知事さん達が、
青くなったり、白くなったり、
長い戦いに疲弊している状態が、
テレビからも、見て取れる人もいる。
日本の歴史上、最大のピンチの時に、
こんな、情けないリーダーに、
託してて、いいのだろうか?
切り替えの早い、若者達は、
すでに、動き始めている。
当然、命を最優先しての、判断であり、
執着を断ち切っての、行動である。
旧約聖書の、
「ソドムとゴモラ」を、
彷彿とさせる事態である。
滅びゆく町から、
すべてを捨てて、逃げなくてはならず、
「振り向けば、石になる」
神との誓いを破る人々の心模様が、
問われる物語である。
執着、惜しみ、悔しさなどが、
後ろを振り向かせてしまう、
「煩悩」との戦いである。
学歴社会の中で、勝ち取った安泰の会社、
流れの中で、ステータスのために、
高いローンで、手に入れた持ち家、
核家族が当然の、同居離れ。
必死で頑張り、手に入れたものが、
目の前で、座屈してゆく現実。
「自分だけは大丈夫よ!」
「いつの日か、戻るわ!」
「私は、コロナにはかからないの!」
人々の中に、
願望と妄想が交錯する
VRでもなく、ゲームでもない、
リアリティの世界である。