神様にお任せ

私の独り言も、

ついついコロナの事になる。

もはや、頭の片隅どころか、

いっぱい、いっぱいである。

 

いつ死んでも致し方なし。

まあ、苦しい事のみ多かりし人生、

幕を下ろすのもひとつ。

とは、思っていたが、

コロナで死ぬのは、悔しい。

 

「あまりに呆気ない!」

隔離室に入れられて、

意識もあるのに、誰にも会えず、

お礼も、さよならも言えずに逝く。

 

「所詮、そんなもんかも!」

と、諦めの境地にもなるが、

あれほど、

どこにも出かけず、自主自粛で、

感染対策をしていたのに、

ウイルスに負けるのは、悔しい。

 

「神様にお任せ」

と、言ってる敬虔なクリスチャンの、

友人が、羨ましい。

「神様に責任取らせたらあかんよ!」

と、何かあると、激励してきたけど、

それって、楽かもと、思ってしまう。

 

不信心で無宗教

神様、仏様、教祖様を、

人が信じるのは、否定もしないが、

私は、どんなに誘われても科学を重視。

 

主人の仏壇にお水を供え、

お盆や命日にはお墓参り、

クリスマスには、孫と会食、

お正月には、家族と初詣、

歳を重ねた友人達が、

当たり前のように、過ごす日常。

 

それが、本当の信仰心とすれば、

死ぬときには、

「神様に、お任せしてるの」

と、いう言葉は、理にかなっている。

 

今更ながら気付くには、

私は、ちょっと手遅れである。