クリスマスツリーに願いを

「寒い」と思って、

冬支度で、外出したら、

何だか温かい。

 

今日は、

お天気も外れたので、

裏道を外して、近くの高校の通学道路へ、

向きを変えた。

 

予想は、外れず、

教会の前に、綺麗なクリスマスツリー。

裏道でもなく、商店街の表通りでもない、

遠回りの学生の通学通りに、小さな教会。

 

Christmasは、

Christがキリスト、masはミサ

キリスト教のお祝いであるが、

クリスマスツリー🎄は、何故か、

どんな宗教の国でも、飾られている。

 

もみの木に、キラキラと飾られた、

華やかなデコレーション、

そこにあるだけで、優しさを放ち、

冷たくなった身体と心を温める。

 

信仰心の薄い私でも、

クリスマスは、清らかな気持ちになる。

子供達にとっては、目が覚めれば、

サンタさんからのプレゼントがある。

 

言う事なしの、素敵な日、

サンタさんは来なくても、

お父さんやお母さんが、

枕元に置いてくれたプレゼント。

 

そんな思い出が一度でもあれば、

自分が親になって、引き継がれてゆく。

神様の願いは、

クリスマスツリーに、託されている。

 

毎年

教会で、聖夜祭が行われ、

美しい聖歌隊のクリスマスソングが、

合唱される。

 

今年のクリスマスイブの聖夜祭は、

コロナで、中止になるけれど、

地球の隅々にまで、クリスマスは、

やって来る。

窓を開けて、夜空を見上げれば、

ジングルベルの音が聞こえて来る。