表裏一体の世界
お部屋のフローリングの冷たさが、
足元に伝わる朝になりました。
今宵は、
「ビーバームーン」と言う満月。
ロマンティックな名称ではないが、
楽しみである。
太陽の光があって、月の光が放たれる、
相対関係は、人間関係論にも準ずる。
親と子
夫と妻
男と女
師と生徒、
社長と社員、
は、山ほどある。
どちらも、相手がいて、自分の存在がある。
私とても、生徒がいて、先生となる。
認められなければ、先生とは呼ばれず。
お互いの授受作用があって、
初めて、活かされる関係であるはずが、
何故か、
上下関係で、支配されたり、
差別的な行為を受けたり、
一つ間違えば、恐ろしい関係論になる。
数年前
東京の有名な女子校での特別授業で、
この問題を講義した事がある。
彼女達は、経済的にも恵まれ、
学校のレベルも高く、通過した生徒達である。
この学校に、合格して入られた事は、
素晴らしい事。
でも一緒に受けた友人は、不合格、
その後、二人の関係はどうなりましたか?
ご両親は結婚されて、
一度も、離婚の危機はなかったか、
知っていますか?
もし、離婚になったら、
貴方はどちらを、選ぶでしょうか?
貴方達には、本当に、兄弟姉妹は、
いなかったでしょうか?
お母さんに、
「生まれて来れなかった、兄弟はいるの?」
と、聞けば、本当のことを知る事になる。
今、「幸せ!」と思う人もいれば、
その裏で、
今「不幸!」な人も、必ずいる事を、
知っておいて欲しい。
そんな講義の数日後、
東日本大震災に、見舞われて、
多くの人の命が奪われた。
東京も、その影響で電車が止まったことを、
生徒さんから、知らされたのである。