よく、怒る人

私は、7月生まれの獅子座なので、

「ガォー、ガォー」と、

いつも、吠えてる様には見えるが、

星座の本では、怒らない部類らしい。

 

結構、言葉に敏感なので、

人の無礼、失礼には、

「カチン!」とくるが、笑って済ませる。

 

家族からも、他人からも、

「よく怒る人!」と、決めつけられ、

疎外感を味わっていた人がいる。

 

私から見れば、ちぃっとも、

「憤怒!」してるイメージはなく、

声が高く、大きく、

論理的に意見を述べられ、

媚びる様な言葉がないだけで、

むしろ、「真っ当な人」と、お見受けする。

 

元来、日本人は、

自分の意見や、主義主張を、

腹の底にはあっても言わない民族である。

 

歴史の中でも、

叡智で、勇気ある行動をする人は、

みな、打ち首か、暗殺という羽目に遭い、

後に、偉人伝には、記載されるが、

殺されて、後の祭りである。

 

人間に物申しているのではなく、

物の道理に、意義を申し立てているのだが、

「また怒ってるわ!」とか、

「ハイ、ハイ、分かった、分かった!」

と、はぐらかされて、烙印を押される。

 

こんな世の中、

「怒る事のみ、多かりし」

であるから、怒らなあかん!くらい、

思っているが、人ごとみたいに知らん顔。

 

欧米では、

みんなで飲みに行くと、最後は、

喧嘩ではなく、熱き議論になる。

飲んで、主張して、ストレス発散。

別れの時には、

笑って、ハグして「GOOD BY」である。

 

「よく、怒る人!」ではなく、

周りが怒らせているだけの話である。