神戸市と西宮市に挟まれた、
小さな街、芦屋市。
ご存知のように、
看板ひとつ、規制があって、
繁華街なるものは、全否定の市である。
だから、
小さな御神輿の、お祭りと、
桜咲く🌸季節に、
芦屋川沿いに屋台が出る、芦屋祭り、
イベントなど、ほとんど皆無である。
一見、高級住宅地に見えるが、
何十年も前から、住んでる人たちが、
家を建て替えながら、暮らしてる。
自然を壊す事なく、
品格を重じての、市の対策が維持されている。
ですから、
殆どが、高齢者のための街である。
「シルバータウン」と、私は、呼んでいる。
唯一の社交場、
JR芦屋駅にある、大丸百貨店のデパ地下は、
このコロナ渦の中でも、
店内は、ババ盛りである。
元気、元気!で、
両手いっぱい、荷物を下げて、
コロナなんか、どこ吹く風。
若い人達の心配をよそに、
好きなもん買って、ストレス発散!
もう、
70、80歳を過ぎると、
死は間近にあり、
コロナにはかかりたくはないけれど、
残り少ない時間は貴重である。
空気も風景も綺麗で、
美味しいもんはいっぱいあって、
バスでも、徒歩でもどこでも行ける。
安心と安全の「夢タウン」
子供を育て上げ、
夫を看取り、
家事にパートに、働き続けてきた長い日々、
やっと、自分だけの覚悟の人生。
「転倒したらあかんよ!」
と、息子や娘の心配をよそに、
元気な婆さんは、倒れるまで、
頑張るつもりらしい。