繋ぎ目の苦しみ

「若気の至り」は、山ほどあって、

できうるならば、半分以上は、

闇に葬りたいと、思っている。

 

その当時は、

イケイケドンドン、身体は健康、

頭は冴え渡り、来たら迎え撃つくらいの、

勢いは、密かに隠し持っていた。

 

生まれ落ちた家によるが、

生半可に、裕福な家に生まれると、

それだけで、

「アホなボンボン」

「ワガママなお嬢」

と、世間からはレッテルを張られる。

 

その上に、家庭の中で、

「地位、権力、お金」

が、通常の暮らしの中に、蔓延っていると、

世の中に出るまで、

「世間知らず」のまんまである。

 

表立っては、

人は、擦り寄っては来るが、

何故か、見えない石が、飛んでくる。

影では、人格否定の悪口が聞こえて来る。

 

流石の裸の王様も、

地雷の中に、踏み込んで大爆発。

家族からは、「家の恥」

社会からは、「犯人扱い」

 

この時点で、

何故そうなるかの論理を理解し、

自分の失態に気がつけば、

まだ、間に合う場合もある。

 

一目散に、すべての環境から逃げ出して、

名前も肩書きも消し去って、

一人の人間として、やり直せば、

自分の人生を、成就できる。

 

親のDNAや、環境に、

恵まれない人たちは、沢山いる。

ただのつなぎ目で、生まれても、

「毒まで、食らう」必要は無しである。

 

貴方の人生、貴方の時間を、

大切に過ごして行けば、

貴方と言う、源からは、

純粋な水が流れてゆくのである。