今時の若いもんの未来

自宅で、ちょこっと

趣味程度の仕事をしだしてから、

年金の有り難さを味わっている。

 

一度の、不渡りもなく、

通帳に、入金が記載されていると、

この時ばかりは、

「日本はいい国!」

と、得手勝手な感謝の気持ち。

 

2ヶ月に一度の支給なので、

もらった時は、

「結構、あるじゃん!」

しかし、1ヶ月分に分けてみると、

「何だ、こんだけー!」

みたいになって、がっかりはする。

 

必要経費、

食費、

医療費、

交際費、

その他

であるが、交際費やその他までは、

手が届かん!のである。

 

「これって、食べて、寝て、ちょん?」

みたいに、文句になって、

感謝の気持ちは、薄れていく。

かましさには、終わりがない。

 

この寒空に、一生懸命働いてる人の事、

考えたら、

あったかな部屋で、みかん食べながら、

好きな時に寝て、暇な時にランチして、

ゴーロゴロの老後の時間。

 

死に物狂いで、生きてきて、

身体も衰え、頭もボケて、

最後の時間くらいは、

楽しても、バチは当たらん?

と、自分で、自分を擁護する。

 

しかし、60歳で、

多少減っても、前倒しで、年金貰い、

100歳まで長生きすれば、

残る人生40年!もある。

頂くお金も、相当な額である。

親と子供が、同時に年金受給者となる。

 

今の若い人たちが、

年金をもらう時代には、

どんどん、年齢が先送りと聞いている。

 

小学校入学と同時に、塾通い、

遊び盛り、伸び盛りの12年、

学歴取得の大学目指し、

晴れて、人の会社でサラリーマン!

パワハラ上司に気を遣って勤め上げ、

たどり着いた定年退職。

 

その頃には、

年金受給は10年伸びて、はるか先。

関連企業に、再就職出来る人は、

数パーセント。

ハローワークで紹介される、

高齢者の働き口は、ほとんど無い。

 

「今時の若いもんは、ほんとに偉い!」

いずれ来る、自分の老後が、未来が、

幸多きものになる事を、願っている。

 

コロナになって、

苦労して勤め上げた会社から、

一瞬で、退社願いが出される始末。

これを機に、

自分の人生、考え直す良いチャンスに、

しなければならないのである。