ずわずわの水際

「水際対策」は、

今の日本では、完璧ではない。

飛行場に、軍隊が並んでるわけではなく、

民主主義国家では、叶わぬことである。

 

イギリスで、アフリカで、

「コロナの変異種」を発見!と言う速報、

の、次の日には、

「日本で、確認」されました!である。

その以前から、

「日本の水際」は、ずわずわですから。

 

江戸時代、

島国だからこそできた「鎖国

あの鎖国をしたが故に、

日本は、世界から遅れたのではあるが、

今の事態、

島国だからこそ、徹底した水際対策は、

取れたはずである。

 

菅さんの性格なのか、

後ろ盾の指示なのか、

全てが、「後追い対策」

慌てて、ほろするが、後の祭り。

 

賢い国民は、

もはや、政府の指示など信用せず、

個人レベルでの対策で、身を守っている。

「行動変容」

と、変容化を進める政府が、

ちっとも変容せず?

 

過去の栄光に執着し、

後ろを振り返りながらの、経済対策。

あの悲惨な戦争の時代、

負け戦と分かっていながら、

多くの若者の命を奪った政策の片鱗が見える。

 

相手は人間ではないのである。

見えないウイルスに、

「経済と感染、両輪で動かす」

といった人は、神への畏れを知らない人。

 

日本という山の麓から、

何かが崩れてゆく音が聞こえてくる。