コロナ渦によって、
見えなかったものが、
メディア報道で、浮上している。
夜の闇の中で、働く人達、
外国人労働者の人達、
ホームレスの人達、
そして、シングルマザーの人達、
平和な日本の片隅で、その日を、
精一杯生きてきた人達である。
今回の様に、
経済的な打撃を受ける様な事が起こると、
たちまち、彼らに皺寄せは行く。
就職先が無くなれば、
明日、食べるに困る生活。
夜に働く人達は、
訳あって、偽名が多く、
月給ではなく、日給であり、
キャッシュで、支払われる場合が多い。
国からの正規の支援はない。
また、日本に働きにきている外国人は、
誰よりも先に、首を切られる。
そして、会社の寮から、追い出される。
シングルマザーは、
世界の中で、
男女差別が、最悪の国だと知らずに、
飛び立った厳しい現実に、苦しんでいた。
社会から逸脱した、
ホームレスの人達も含めて、
日本国民であり、この非常事態に、
助けねばならない弱者達である。
市の相談窓口や、社会福祉関連が、
聞き取りをしている様であるが、
今は、相談の段階ではない。
今すぐに、
「助けて」と、言えない人を、救う時である。
もはや、何も力にはなれず、
自分自身も弱者の仲間入り、
しかし、
自分の近しい人で、そんな人がいれば、
少しでも力になれると、
「思う事」からしか、始まらないのである。