春よ来い、早く来い

お月様や星を見る為に、

窓際に置いたベットに寝転ぶと、

何処からか、

冷たい風が、スースーと入って、

寒い!寒い!

 

自粛生活も長引いて、

コロナとテレビがワンセット。

報道を見るたびに、

政府の対応に苛ついて、

ますます、寒さが胃に悪く、

ムカムカが治まらず。

 

寒波が来ると、

慌てて買った起毛のパジャマに、

フリースはおり、

5本指の靴下に、厚めのレッグウォーマー。

「何処の国の人?」

と、見間違えるほどの寒さ対策。

 

急な寒さが祟って、

血管収縮で、頭はズキズキ、

自律神経のバランス崩して、

体温調節出来ずに、ゾクゾク、

運動不足で、筋肉衰え、

脚腰弱って、パキパキと音がする。

 

ホントに、

弱り目に祟り目とはこの事で、

正月早々、叶わん話である。

当たる相手もなく、

天に唾吐けば、自分に返る。

 

独居老人には、

冬の寒さが、ことさら応える。

「春よ来い、早く来い」

と、心が呟いている。