参加する事に意義があったはず。

オリンピックが追い風になって、

日本中が、コロナウイルスで震撼している。

オリンピックの開催に合わせるように、

感染数は拡大、病床数はひっ迫状況。

 

現実には、

罹患者たちは、自宅で病院で、

地獄の苦しみの中、命との戦いである。

 

相変わらずのメディア報道、

コロナ禍での、政府の対応を非難し、

コロナ感染の恐怖を伝えているが、

画面が変われば、

手のひら返したように、

オリンピックムードに切り替える。

 

まるで二重人格者のようになってる事に、

出演者達は、気づいてはいない。

インタビューされているアスリート達も、

メダルを握り締めながらの、

「悔し涙」?!

 

「金が、取りたかったんです!」

「残念です!」

「次なる舞台まで、又、精進します!」

と、泣いている。

 

あなたの努力は、実ったじゃないですか。

明るい未来に、夢が叶ったじゃないですか。

その場所に、立ってるじゃないですか。

 

金、国、忍耐、努力、精進、

こんな言葉が飛び交う中で、

日本の古き、悪しき時代を、思い出す。

日の丸背負って、お国の為、家族の為、

と、命さえも捧げた若者達。

 

アスリートって、

「凄いなー!」

「頑張ったなー!」

「良かったなー!」

では、あかんのかいな?

確か、オリンピックは、

「参加する事に意義がある」

が、原点ではなかったのか?

と、心をよぎる。