偽物の、ノアの方舟

政府の作戦通り、

オリンピックは、今日で終わる。

 

どういう結果になろうが、

国民に何を言われようが、

感染拡大で、自宅療養が増加しようが、

日本国民は、お願いさえすれば

暴動も起こさない事を、想定済み。

 

医療が逼迫して、

保健所に連絡も取れず、

命の危険な状態になれば、

応召義務感、使命感のある、

開業医や病院が、助けてくれるだろうと、

対策も打たず、ほったらかしである。

 

それでも、オリンピックは

明日、閉会式を迎える。

悲喜こもごものドラマが生まれ、

喜びの涙と共に、

何もしなかった人達の責任も、

消えてゆく。

 

その間に、どれほどの、

救われるべき人の命が、奪われたかを、

知るべきである。

オリパラが終わった後の、

焼け野原の様な、経済の損失は、

日本国民が背負い、知らぬ間に、

物価の中に組み込まれてゆく。

 

手を組んだ財務省と日銀は、

お札を刷り続け、大企業を買い付けていく。

日の丸が、大株主となり、

「NO」の言えない民間企業は、

半官半民企業となる。

 

本当の事を、言わず、

真実を、伝えず、

偽物の「ノアの方舟」が、

嵐の中、漂流する事なく、

無事に、新しい新天地に、

着港できるとは、思えないのである。