仏事の簡素化

歳を重ねる度、

お盆にお参りする人が、増えてゆく。

 

コロナ感染拡大と、この猛暑では、

お墓参りどころでは無い。

行き着くまでに、こちらが倒れてしまう。

 

仏事は

お葬式から始まり、

四十九日までの見送りと

一周忌、三回忌、七回忌・・・と続き、

間にお彼岸、お盆など、

遺族は、忙しいのである。

 

私は、昔から、

「死んだら終わり」と、思っていたので、

たまには、お茶やお菓子などのお供えも、

思いついた時に、好き勝手。

 

「なんという嫁!バチがあたるよ!」

と、言われても、

すでにバチも不幸も背負ってるので、

気にしない。

 

いつの頃からか、

お葬式も家族葬

後で、知らせが来る事も多い。

コロナ禍の非常事態、

仏事など、殆ど皆無である。

 

今は生きてる人も、大変な時期、

お盆やお彼岸くらいは、パスしても、

悪くない。

昔から、歌にもあったように、

亡くなった人は、

お墓にも仏壇にもいないのです。

 

生きてる人にとって、大切な人ならば、

心のどこかに、きっといる。

ひょっとしたら、仏様たちの方も、

「ほっとけ心」と、思ってるかもしれない