三つ目の原爆

「全ての批判は、私が受けとめる」

と、毅然と言い切った、

アメリカのバイデン大統領。

苦渋の決断に、覚悟が見える。

 

正義を通せば、

アメリカの国も、若者達の命も、

危険に晒し、失う事になる。

「世界の警察」と、言われたアメリカ、

「スーパーマン」は、撤退を決意した。

 

ブログを書くのも、憚られるほど、

苦しく、悲しい状況である。

これ以上、死なせてはいけない。

アメリカは、若者たちを、

ノアの箱舟」に、乗せたのである。

 

現在の日本も、

毎日のように、死者が出るような、

ニュースばかりが続いている。

誰かが言い続けて来た、

安全安心など、どこにもなく、

最も危険な荒野を歩いているような、

「暮らし」というには、程遠い毎日である。

 

今日もまた、「非常事態宣言」が発令、

何度、宣言を出しても、

コロナが終息しないわけを、

国民は知っている。

 

無表情で、「机上の空論」ばかりを、

言い続けて来たリーダーには、

どれほどの命が失われても、

やめる勇気も、引く美学もない。

 

「日本は必ず勝利する!」

と、原爆を落とされるまで、

戦争を辞めようとしなかった、

日本軍のリーダーと、重なって見えてくる。

 

まもなく、

パラリンピック」が開催される。

三つ目の原爆が落ちない事を、

望んでいる。