友人に、自称「資格マニア」と、
言う女性がいた。
条件さえあれば、
日本だけでなく、海外の資格も取得。
それだけの資格を持ちながら、
一度も活用する事なく、
営業ウーマンで終わったのである。
何故と聞くと、
「現場を知らんから、飾りだけで、
何も出来なかったから」
大学時代は頭脳明晰な人ではあったが、
試験は通るが、現場には弱いらしい。
コロナにより、
これほどの打撃を受けた社会では、
非正規雇用の人や、飲食の店員、
物販関連の人達は、簡単に切られる。
資格と言われても、
国の資格、県の資格、民間の資格など、
様々ではある。
特別なアカデミックな資格、
医師、弁護士などは、
大学から決めておかなければ、無理である。
一般的には、
綺麗な仕事、好きな仕事関連の資格を、
ついつい、選びがちだが、
未来においても、業界が廃る事なく、
安定した仕事でない限り、
お金をかけ、苦労して取得しても、
資格自体が不必要になる。
とりあえずは、必要度が高く、
その業界に、すぐ潜り込めれば、
働きながら、実務経験期間をクリア、
次々と上の資格を取得していけば、
現場経験の強みある有資格者となる。
日本全国、
どこに行っても、通用する資格を持ち、
自由な場所で暮らしながら、
自分の生き方も、変容できる時代である。