私以外の人の為に

「女心と、秋の空」

と、昔は言われていたが、

今は、女性蔑視で、怒られる?

 

朝から、

カーテンを開ければ、爽やかな青空。

ウキウキしてると、

突如、「一点俄かにかき曇り」雨になる。

 

一応、女の端くれの私にも、

この傾向は、充分ある。

叫んだり、怒鳴ったりはしないが、

気に入らんと、貝のように口を閉ざす。

 

心許す相手だからこそ、

こんな態度は通用するし、

社会の中では、

損得勘定、人間関係が発生するので、

そこら辺は、コントロールが出来るのが、

女性の特権。

 

お金が貯まらず、我慢が溜まり、

許してくれる相手に、爆発する。

 

さりげなく、プレゼント、

思いがけず、レストラン、

それとも、四の五の言わず、

「ごめんなさい」とあやまれば、

穏やかな風が吹き、青空が見えてくる。

 

ジェンダーレスの時代になって、

男性は女性の心に、

女性は男性の心に、

近づけば、

相手を慮る心が育つ

 

コロナウイルスがもたらした、

世界を震撼したパンデミック

何が起こっても、

生きるために立ち向かっていく、

人間の姿。

 

それぞれが、

命と向き合い、命の大切さを知る為の、

期間であった。

 

当たり前が当たり前ではない、

誰のせいでもない憤りを経験し、

どん底から生まれてきた、

「切なる願い」

 

そして、

「私以外の人の為に」

我慢を重ねた、貴重な時間。

男性とか女性とかを、越えて、

人間として、ひとつになった瞬間が、

あった事を、忘れない。