新たなる世界に羽ばたく音

真正面の観客席から、

「新総裁物語」を、観ているが、

見慣れた俳優が、作り笑いの交代劇。

 

筋書きがある様で無く、

楽屋裏が、見え隠れして、

結末に、ワクワク感も湧いてはこない。

 

「党」さえ勝てば、

死ぬまで安泰だったはずの長老達は、

苦虫噛み潰した感はある。

 

党の人事権と、党のお金が、

個人に託され、

利権のための傘の下、有象無象の頭数。

政治家達の「安心、安全」の屋台骨が、

崩れてゆく。

 

押さえ込んだ、若いエネルギーが、

螺旋の法則から、飛び出して、

新たなる世界に羽ばたく音が、

聞こえてくる。

 

コロナ感染拡大を、

瞬時に抑える法案を決断し、

封印されたダムの結界を、解き放せば、

医療も、経済もスムーズに、流れ出す。

 

隠し続けたパンドラーの箱。

蓋を開ければ、

埋蔵金でもなく、輝く宝石でも無い、

「希望」が、見えてくる。