平和な国で、足らないもの

若者達の、

なりたい職業アンケート調査で、

公務員、

医療従事者、

教師、講師、

AI関連などが、挙げられた。

 

コロナによって、

学歴社会の中で、勝ち取った、

大企業への永久就職、

大きな野心さえ、持たなければ、

そこそこ、幸せ、平和な暮らしは、

もはや、壊滅した。

 

見えない相手に、

国も、大企業も、太刀打ちできず、

戦いようもなく、自然淘汰を待つしかない。

 

公務員の仕事は、国が存在している限り、

安心安全。

医療や福祉の仕事は、

長寿社会の我が国では、排除はされず、

安定報酬。

教師、講師の仕事は、時間はかかるが、

教育あっての先進国、

人材育成は、安定資格。

 

世界の中で、

日本への評価は、見るも無惨な結果である。

海外へ出るたびに、

「日本の良さ」ではなく、

「日本の遅れ」を、痛感してきた。

 

個人のお金も、政府のお金も、

山ほどあるが、

回るお金は存在しない。

 

価値あることに、投資はしない、

富ある者が、貧しき者に、

分け与える「寄付」する習慣もない。

「タンス預金」が、増えていく。

 

お金の豊かさだけではなく、

暴動も起こらず、

軍の制圧もなく、

好き放題、意見を言っても、

逮捕も暗殺も、今はない。

 

世界で、一番、「平和な国」

と、言っても、過言では無い

その憧れの国の若者達が、

いつの日か、迷路の中で、

自分を見失うことなく、突き進める、

道標を、残さねばならない。

 

高齢者が、若者達に、

「伝えてこなかった」事がある。

今回の選挙だけは、

未来ある若者達の為に、

「一票」を投じなければならない。

まだ、間に合うかもしれない。