「あいみょん」に出会っていたら

「死ね〜」とは、

口が裂けても言えない言葉を、

群衆の前で、

言い切った人がいる。

 

もう少し早く、

あいみょん」に出会っていたら、

私にも、言えるチャンスが

あったかも知れない。

 

隣町の出身で、近くにいたのに、

50年も時代が違えば、

致し方なし。

 

人の言葉は、

ほとんどが反対語。

思い込みと、期待とが、入り混じり、

押されて、飛び出す言葉となる。

 

本当に、死んで欲しいと、

恐ろしい事を、考えているなら、

「死んでも言えない」

言葉である。

 

悲しみの先に、究極の、

「死ね」があるならば、

今となっては、

叫べば良かった相手もいる。

 

パワハラと言われようが、

暴言と言われようが、

精神の結界を飛び越えて、

伝えて置けば、

いつの日か、

悲しみは、「美しい歌」になる。

 

子供達や若者が、

理不尽な事に、叫んでる。

狂ったように、走ってる。

言葉を発してる間なら、

まだまだ、間に合う。

 

「死ねぇー!」 

と言う言葉を、抱きしめてあげて欲しい。