メランコリックな秋の朝

昨日は秋晴れ、今日は雨。

人の心模様を映し出すように、

お天気が、変化する。

 

気圧や湿度や温度が、

人間の肉体に、影響する事はよくある。

平和な時には、

「しっとり雨」も、心が落ち着き、

逆境の時には、

ますます、心が不穏に陥る。

 

若いエネルギーが満ち溢れている頃は、

傘もささずに、飛び出して、

雨風に打たれようが、ビクともしない。

 

歳を重ねてきた今は、

「脚腰痛いから、今日は雨やわ」

と、天気予報士の様に、予想する。

「頭痛がひどいから、気圧のせいか」

と、経験からの判定と思い込み。

 

こんな日は、

無理せず、家で「ゴロゴロしとこ」

と、お天気のせいにして、

「ずぼら」を決め込む。

楽な方へと、落とし込む。

 

そんなブログを書いてる矢先に、

窓から明るい日差しが差し込んで、

眩しいほどの秋の青空。

 

だから、

「女心と秋の空」と、言われるゆえん。

メランコリックな気持ちも、

「ずぼら」を決め込んだ一日も、

秋の風と共に、吹き飛んだのである。