政治家たちの「軽い100万円」

「これって、何?」

新人国会議員が、声を上げた。

 

もらった封筒の中に、

チャリ銭の如く、

軽く100万円の札束である。

 

貰った方が、

「おかしい!」と思うのもおかしいが、

まともな人の発想である。

 

他の政治家は、

当たり前のように、

上から、降ってくるお金のシャワーに、

明細も見ず、領収書も書かず、

税金も払わない。

 

民間企業から、考えれば、

信じられない話である。

 

ある日突然、

「先生」と呼ばれ、

上座に座り、お食事は、無料、

日本国中、乗り物は、無料、

その上、交通費を貰うって、

どんな計算?

 

東北の悲劇は、

今もなお、続き、

被災者の涙は、枯れることはない。

 

コロナ対応の愚策で、

ドクターの元にも運ばれず、

命を失った人々は、数知れず。

 

国が出す、

データーに現れる、

困窮者達の苦しみと、叫び、

子供達の、命の犠牲、

 

「国民の声を聞き、

国民を、見ています!」

と、平気でホラふく人間には、

なってはいけない、と、

 

子供達の心に向き合い、

子供達の澄んだ瞳を見て、

貴方達は、言えますか?

 

政治家達の、

「軽い100万円」が、

どれ程の重さを持つか、

今一度、胸に手を当てて、

考えてみる必要はある。