自分にだけ「優しい人」

的確に意見を言う人は、

狡猾な言い回しに聞こえるが、

圧倒的に、他者を抜いている。

その様な人は、

一般的には、人からは好かれない。

 

しかし、

「ここが嫌」は、ある意味、魅力的であり、

個人的に知り合うと、惹かれてゆく。

 

その様な人と、暮らしを共にすれば、

月日がたって、関係性が深まれば、

「ここが嫌」が、自分に向かって、

現れてくると、

「もっと嫌になる」

 

自分自身も、

「そこが好き」と、

選んだ相手に対して、責任もあり、

感情的にならず、

客観的に、判断せざるを得ない。

 

人間性を、

たった一つの、「ここが嫌」だけで、

見てはならず、

あらゆる角度から見れば、

「なかなかの人」

 

自分にだけ、「優しい人」、

律儀な人、都合の良い人は、

そのこと自体が、

差別に変わる時代となった。

 

世界の中で、

SDGsやジェンダーレスの社会が進み、

誰に対しても、差別のない、

倫理観のある人が、優秀な人になる。

 

変わりゆく未来においては、

概念も変わり、思考も変わる。

今から、

人生のパートナーを、チョイスできる人は、

楽しみな話である。