弱い結び目

「オミクロン株」は、

想定内である。

安心などしていたわけでは無く、

「やっぱり!」

 

不気味な程、

感染数が減り続けていたが、

嵐の前の静けさであった。

 

12月のクリスマスや年末の書き入れ時、

政府も、「いざ出陣」で、

経済対策を、スタートさせようとした矢先。

 

さすがの水際対策は、

いきなりのシャットアウト。

どんな防御も、ウイルスには敵わず、

いずれは、再度の感染拡大になる。

 

誰にも分からない曇り空、

雨が降るのか、

晴れになるのかは、

自然にまかすしか無いのである。

 

「一生懸命、検討します」

と、何度言っても、

的確な処置、

国民が納得できる、

政府の方針を、望んではいるが、

未だ、的を得てはいない。

 

コロナ禍の中で、

次々と、露呈していった、

政界の闇の世界。

 

歴史を遡れば、

どの時代にも、流れていた政治の体質。

変えようにも、変えれなかった、

「弱い結び目」

 

いつの日か、

「崩壊する日が来るかもしれない」

「日本に限って、あり得ない」

疑心暗鬼と、希望が交錯する。

 

嵐の海のど真ん中、

私達を乗せた、「日本丸」が、

立ち往生する事なく、

舵を切ってほしいと、願っている。