昔から、
気持ちいいほどの「素直な人」には、
なかなか、お目にはかからない、
「ハイハイ」と、
言うことを、聞きそうな人ほど、
お願いすると、往生際が悪い。
金払いもよく、トラブルもないのに、
金銭への執着が強い。
逆に、
周りからは、頑固者、固い人とか、
言われている人ほど、
筋の通った話や、困った人への支援には、
「成る程、分かりました!」
と、素直に応じてくれる。
人の意見を、
「先ずは受け止める」入口を、
持たねばならない。
世の中には、アンチな人は、多くいる。
いきなり跳ね返すのではなく、
まずは、咀嚼して、意味を知る。
自分の考えと、少し違っても、
「それも、ありなん」と、
一旦は、自分の引き出しにいれて、
熟成することができる人を、
「素直な人」と、認識している。
物事、出来事は、
相対であるとすれば、
こっちからもあっちからも、
知らねばならない。
美しい音楽や絵画を愛で、
読書や映画鑑賞を楽しみ、
大いなる自然の美学も脅威も、
甘受できる人。
「素直な人」には、
なかなか、成ることはできないし、
なかなか、出会えない人ではある。