温暖化の兆しを感じさせる様な、
太陽の光が、カーテンを突き抜けて来る。
「おめでとう!」
と、大きな声では、憚られる、
静かな元旦のお祝い。
バトンタッチされた、
「オミクロン株」の活発な動きを、
元旦の朝から、報道されている。
ウイルスも、
生き延びるための生命体であるが、
人間も、
あらゆる手立てで、立ち向かっている。
いつの日か、
努力を惜しまない、叡智ある人が、
「治療薬」を完成して、
勝利する日が来る。
歴史上、
最たる悲劇を、幾度も乗り越えて、
残された人々の使命感が、
未来へと、
赤い糸は、繋がれてきた。
地球を背負う、次なる若者の、
最も、大切な命を、守り抜くために、
貢献し続けている人が、
世界には、少なからずいる事を、
知ってほしい。
親でもなく、家族でもない人達が、
出会ったこともない、
貴方の為に、
地球の為に、
存在している事を、忘れないでほしい。