生きてさえいれば、出逢える人

血を分けた家族や、

将来を誓い合ったパートナーからの、

裏切りや、暴言暴力は、

心を傷つけ、壊れ、トラウマとなる。

 

明らかな犯罪と、言われるものは、

司法で、裁かれ、

社会的には完結する。

 

子供に対する「いじめ」

家族や他人からの「虐待」

上司、先輩からの「パワハラ、セクハラ」

など、簡単な言葉で、

メディアは、報道する。

 

どうあれ、

内容自体は、犯罪に違いはない。

結果、命を落とす、

精神や肉体を病み、

社会生活ができなくなる。

 

加害者は、

名前も出ず、シャアシャアと、

一般人に紛れて、暮らしているのは、

あまりに不公平である。

 

肉親との離脱は、

血統の呪縛により、

家族を、切り捨てることは、

自らの、存在がなくなる恐怖となる。

 

心の病は、

病院の治療では、完治せず、

薬は、対症療法であり、

深い闇からの脱出は、

非常に難しい。

 

環境を変えて、

世界の果ての島に、逃げたとしても、

自分の内なる場所からは、

切り離すことはできない。

 

唯一、

解放される事が、あるとすれば、

自分という人間を、

認めてくれる人に、「出逢う」事。

 

この世では、

「真っ当な人」は、非常に見えにくく、

キラキラと、光ってはいない。

 

出逢う方法は、

「真っ当な人」のいるステージに、

向かう道を、選ばなくてはならない。

この世で、

ほぼ20%位しかいない、

「真っ当な人」との遭遇は、

奇跡に近い。

 

「真っ当な人」を探す旅を諦めず、

生きてさえいれば、出逢えるはずである。