未来の「衣、食、住」

コロナ禍で、

一人親方の小さな店も、

チェーン展開の大きな店も、

想定外の、激動の年になった。

 

給付金や支援金で、

少し、生き延びた所で、

お客さんの来ない飲食業なんて、

絶望的な気持ちだったと思う。

 

緊急事態で、休んでいる間に、

人生を、見つめ直し、

新しい場所に、転居した人、

早めに決着をつけて、

他業種に、転職した人もいる。

 

男性だけが、

外食を、許されていた時代から、

家族はもちろん、

女性同士でも、

友人同士でも、

たった一人でも、

自由に、外食できる時代になった。

 

一昔前には、

「一家団欒」の食卓が、

幸せな家族の象徴であったが、

今は、

「家族で外食」が、

幸せなファミリーの象徴となった。

 

飲食業界は、

日本の家族の、食生活を変え、

暮らし方まで、変容させたのである。

 

温暖化、SDGsの、

世界の主流が、変容する時代には、

未来の「衣、食、住」が、

展開されてゆくだろう。

 

今晩の夕食は、

ドローンが、空から届けてくれる、

なんていう事は、

当たり前になりそうである。