有資格者兼務経営者

幾つもの、資格を取得して、

「物知り博士」で、終わる人、

「コレクター」で、終わる人、

も、少なからずいる。

 

国家資格や、民間資格を、

持っていても、

必要とされる、会社や事業所に、

採用されなければ、

宝の持ち腐れで終わる。

 

開業医や、福祉事業主、

IT企業者や、

士業(司法書士、社労士等)や、

飲食店の一人親方など、

有資格者は、経営者を兼務できる。

 

「石を投げれば、社長さんにあたる」

ほど、若い経営者が増えてきた。

 

代表取締役」と「有資格者」

同じ名前の名刺を貰い、

あまりに若くて、びっくりする。

 

「一挙両得」や、「一石二鳥」で、

ラッキーに見えるが、

落とし穴もある。

 

法律に準拠した国家資格者が、

「社長さん」になると、

経営が上手くいかず、

違法性に手を出してしまう事は、

テレビ報道で、よく見る話である、

 

大学は出たけれど、

面接用に、「資格」でも取っとこか、

の動機では、

専門性の高い、信頼性の高い、

有資格者には、なれない。

 

国の法令に沿って、

社会的地位が、保証され、

能力と知識が、証明された、

責任ある仕事である。

 

パンデミックの世の中で、

唯一、生き残れるチャンスでもある。

 

スキルを積み上げ、

高みを目指して、

次世代に、繋げていくのが、

有資格者の応召義務である。