お父さんのいる「一家団欒」

「しんしんと降る」

都会の雪しか、知らない、

 

豪風雪」と言われる雪は、

報道で見ても、「別物」にしか思えない。

 

雨が雪に変わった、台風と同じである。

車は動かず、

動けば、事故になり、

家や木が、重みで潰れ、

雪掻きで、落下して亡くなる人もいる。

 

温暖化の影響は、

夏の猛暑に、

冬の厳寒に、なると言われていたが、

想像以上である。

 

都会のイルミネーションの中を、

粉雪が舞い、

夜の街を、真っ白に染めて、

心が、浄化されていく。

 

美しく、癒される雪のイメージが、

すっかり変わってしまう程の、

自然の脅威を改めて感じる。

 

コロナに追い打ちをかけるような、

冬の嵐、

吹き荒ぶ、冷たい風の中に、

まだまだ、春は、遠くにいる。

 

否が応でも、自粛生活に冬籠り、

お父さんのいる一家団欒も、

たまには良いかも!

お母さんも、何だかニコニコ、

優しくなって!

僕らの塾通いも、

オンライン!

 

コロナが、蔓延している日々の中、

凍りつくような、雪降る寒い夜、

みんなが揃った、温かな時間が、

ゆっくりと、過ぎていく。